『骨と弾丸を棺に込めて』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『骨と弾丸を棺に込めて』
漆黒と灰色に染まった世界
機跡によって構築された固有戦場が
彼女の領域であった。
鉄と骨と武器、構成せし要素全てを
込めて構築された空間内に
エルフ兵士と協力者は
閉じ込められる。
「私はすぐにはコロさないわ…だって、すぐには終わるのはつまらないじゃない…」
彼女はエルフ国との戦争を楽しんでいた
彼らは数が多く、こちらは数少なく
だが、彼女にとって喜ばしきことであった…
限られた時間内にて交わす言葉を考えて
流れるように紡ぎだされた鋼鉄と硝煙を展開させて染み付く死の匂いに生きし人形
いや、人の形をした狂気と言った方が正しいか…
彼らはエルフ国は和気藹々と、
イスズノトラックや、悪魔のマホウツカイ、キツネミミが悠々自適に守っている…
だが、その幸せな日常すらも
黙示を目指すスタロンの前では赤子に等しかった。
「さぁ唱えましょう、狂気なるままに…奏でましょう命の潰える尊き聖歌」
愛庵楽章(アイアンオーケストラ)
鋼鉄の庵に閉じ込められた
エルフたちの残響がオーケストラの
ごとく美しく一斉に吹き飛ぶ
「はぁぁぁ美しい…命の終わりと…普通ではいられない…命の潰える音…はぁぁ、堪らないわぁぁ」
スタロンは恍惚に身悶える…
周囲には彼女に歯向かうものは
既に骸となっていて、代わりに
叶徒として、拍手喝采をおくる
骸たちで溢れていた…
フィナーレ
視界が真っ白に染まり
finの文字でendeを贈る
呪文
入力なし
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