捨てる子なんて選べないよぉ・・・
部屋が散らかっているとママに切れられました。たくさんあるぬいぐるみを収納できるだけの量に減らすように怒られました。でも・・・
「えー、ママ、そんなこと言っても、選べないよー」
1つのぬいぐるみを持った。
「この子は、あの時にもらったもものだし」
別のぬいぐるみを持った。
「この子は、ケン君からプレゼントされたものだし」
「この子は、シン君からプレゼントされたものだし」
「この子は、ショーン君からプレゼントされたものだし」
「この子は、よしお君からプレゼントされたものだし」
「この子は、啓二さんからプレゼントされたものだし」
「この子は、ひろしおじさんからプレゼントされたものだし」
・・・とぬいぐるみ1点づつ解説が続いた。
「どんだけ男の貢がせてるんだよ」
ママはドン引きして部屋を出ていきました。
呪文
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