第一機械化歩兵ノ撤退ヲ禁ズ、死守セヨ
偵察斥候した第一機械化歩兵中隊は、当時の指揮官の無謀な強行偵察命令により敵に包囲された。
再度の撤退要請は却下され、時間稼ぎの死守が命令された。
結果、予備として後方に拘置した第4小隊以外の第1~3小隊の損害率は7割に達し、全滅を超え事実上の憤滅となった。
しかし、この貴重な時間稼ぎにより本隊は予定進撃を達成、帝国の重要拠点を確保し反乱は完全鎮圧された。
鎮圧本隊の損害は軽微であり、上層部はこれを評価し中隊指揮官を昇格・異動となった。
第一機械化歩兵中隊の憤滅は、戦闘記録から抹消された。
この措置は、軍内部からも戦闘記録まで抹消するとはやり過ぎであるとの意見も多かったが、黙殺された。
そして遠藤一郎少佐がこの部隊指揮官に着任し、部隊再編を行うことになる。
1年後、昇格した前第一機械化歩兵中隊指揮官は、装甲車で移動中に謎の爆発事故で死亡する。
不思議なことに原因究明は全くされず、単なる事故死となった。
因みに、その日が1年前の第一機械化歩兵中隊からの通信途絶日であったことを知る者はほとんどいない。
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