【樹海のかみさま】教室の喧騒、漆黒と黄金の約束
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー3章5話:ニコラの思いつきよりインスパイア
「ねねね、ほの囮くん」
「……………なんだよ」
「困ったことになったよ我が助手」
「だからなんだよ……」
月潟がちょいちょいと制服の裾を引っ張るものだから、思わず足を止めてしまった。月潟は少し困ったような顔をしながら、躊躇いがちに言った。
「私、そのぼうりんぐ? って初めてなんだけど、多分なにかの競技だよね? これ詰んだ? 詰んだかな?」
最近こいつの頭脳プレーばかり見てきたからすっかり忘れていたが、よくよく思い出せばこいつ体力無いんだった。カラオケから少し走っただけで息を切らすレベルだ、ちゃんと人間らしい弱点があったことを喜ぶべきか、なんというべきか。
「負けて誰かに告白するゲーじゃなくなりそうだし、可愛い格好でもなんでもすればいいじゃんか。きっとモテモテだぞ」
「他人事だと思って……私、誰かに可愛い格好させるのは大好きだけど、自分がさせられるのは大嫌いなんよ」
「ぐう畜かよ……」
そういうの凄いかみさまっぽいわ。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 20
- Scale 1
- Seed 1777635748
- Sampler Euler
- Strength
- Noise
- Steps 20
- Scale 1
- Seed 1777635748
- Sampler Euler
コメント
コメントをするにはログインをする必要があります。