紅き刀武者(ソードサムライ)/紅 椿(くれない つばき)
サムライの国から来た武者、紅 椿(くれない つばき)は更なる研鑽と御家再興の為に、渡来の地へ降り立った。
「此処が南怒理亜の地かぁ~、俺の国と全然違うな」
彼女はこの地の空気を一心に吸って決意を声にだす
「よし!やるか!」
彼女の声が町中にこだまする
「おい、ねぇーちゃんよぉ~」
背後に、下品た吐息と獣のような視線を向ける輩が現れた。
周りの人たちは、その場を立ち去るか、屋内にいれば窓を閉めた。
「なんだぁ、俺と戦ろうっていうのか?」
男は小汚ない古びたナイフを手にし、品定めしながら舌で舐めた。
「ひいい、いい乳してんねぇー、こりゃあ娼館に持ってけば高値で売れるぜぇー!」
背後のその男たちも類は賊を呼ぶのか、必然か、ケタケタと笑う
「いいぜ!ちょうど、戦いの腕ならしをしたかったところなんだ」
椿は懐から緋色を帯びし刀を取り出す
「紅椿、剣斬!」
彼女の剣は豪快で烈火の炎が疾駆せり。
(あとがき)
前回のラフ画にするつもりだったものと、髪の色が明らかに違ったのでこの人物を団長の過去として繋げました。実はこの絵、最初にAIに描いてもらった、眼帯の人です。詳しく言うと、2枚目の方ですね。
シンプルな構図で好きなイラストでした。
次回は、夕方に投稿するかもしれません!
私は真っ白に力尽きました…
しかし、刀を持った新キャラ紅椿(くれない・つばき)が登場したのは嬉しいなぁ。
紅家復興のためという点は傭兵団に入団した青年と通ずるものがあるなと繋ぐことができて満足です。
もう少し団長の過去も描きたいところです。
次回
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前回
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