『時空旅行人はキンタマを育てたい』【ニャンノ世界】
キンタマを愛していたからだ。
しかし、キンタマは
それに答えることはなかった。
だから、気分屋なキンタマを
振り向かせるために
時空旅行人は生体エネルギーを
練りだして、時空すらも超越するような
数多のキンタマ力で、振り絞るが、
第三者が部屋にやってくる。
「おい、君か…恥ずかしいじゃないか…キンタマは君のものなのかい…ならば、私を煩わせないでくれ」
と時空旅行人は第三者に話しかける
キンタマの裏に隠れてしまった。
第三者の目は、
その姿に可愛さを感じながら
キンタマを持ち上げ撫でる。
「よしよし、キンタマよもっと輝いてくれたまえ…」
とにっこり笑って
天井に向けてぶち壊すために
投げたのだ。
そのキンタマは時空を超えて
空まで、宙まで撃ちあがり
花火となった。
キンタマ花火、下から見るか
上から見るか、はたまた正面から
それは、UFOにしかできないことだろうよ!と地球人が突っ込んで現実に戻って
時空旅行人は眼を覚ます。
「夢か…いや、これは空想か…」
キンタマの魅力は空想爆発力にあることを知る時空旅行人であった。
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