小説『ドグラグランートトの芯解ー』【ニャンノ世界】
『ドグラグランートトの芯解ー』
赤いハットに赤いスーツを来た紳士
時には道化師のごとき姿、時には人形のような姿をした謎多き存在
御手洗トトの芯解〈ドグラグラン〉は基礎能力としては平凡であるが、彼を彼たらしめるのは理不尽と不条理を相手の視界に脳裏に植えつけ発狂させることにあった。
だが、この能力の真価は、トト自身に向けることで、通常、人類がリミッターを掛けるところを、御手洗トトはドグラグランの幻想に負荷を肩代わりさせることで、常時、覚醒させるという半チート的な戦闘スタイルを獲得する。
単独行動も可能で、
話すこともできる
「チチンプイくんとシシヨちゃんだね…僕はトトから遣わされてやってきた、試練なるもの囚人でもあり更正プログラムでもあるかな…まぁ、御託はいい…さぁ、バトろうか…拳をぶつける準備をしよう」
周囲には数多の世界から来たであろう仮想チチンプイちゃんと仮想シシヨちゃんが取り囲む
「はっ?コノモノガタリハイレギュラーなんだけど」
「そうよ、アンタのモノガタリはツウホウよ」
「ふっ、コウシキは厳しいようだね、トトくん」
「わかってもらえるとは思ってないよ!けどよアタシらのモノガタリはアタシらで決める、この拳がチチンプイとシシヨをぶちのめせるならなぁ!」
「クセ…これがクセっていうの!?」
チチンプイやシシヨが迫りくる
チチンプイが立ち止まってくれることはないし、シシヨが優しく諭してくれるわけではない
イレギュラーな仮想世界にて
トトとドグラグランのGPU学園で
バトルを開始する!
転校生は二転三転する…
世界構造も一編ではなく多角的に
広がり拡散していくのであった。
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