黄衣の王
彼のファンだったH・P・ラヴクラフトが設定を取り込み、後にオーガスト・ダーレスが神話を整理した際にハスターと関連付けた。
以下はチェンバース版の設定。
作者不明の戯曲「黄衣の王」を読んだ者に接触してヒアデス星団と古代都市カルコサ、ハリ湖、蒼白の仮面といった禁断の知識を与える神秘的な存在。
大抵の者は耐え切れずに精神崩壊し、発狂しなかった者は黄衣の王が送り込む下僕によって殺害される。
下僕は死体に憑依して犠牲者を物理的に襲撃する。
「黄の印」と呼ばれるシンボルを装身具などの形で犠牲者に授ける事があり、下僕はそれを目印にやってくる。
戯曲「黄衣の王」は1895年にフランス語版が出版され、普通の書物として発売されたり普通に劇場で上演されたりと一般社会に幅広く出回ったので多くの犠牲者が出てしまった。
なおクトゥルー神話の方には女体化版の「黄衣の女王(Xastur)」もいる。
こちらはコウモリの羽が生えた女性の姿をしていて、人間と接触する事を求めて夢の中に現れるというえっちな二次創作向き。
呪文
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