幻刃の受難
?「すまない...君の父、母を守れず...すまない...」
幻刃「気にしないでください、父様、母様も、お勤めを果たしたのですから」
?「...できる限り君を援助する...親代わりは無理だが」
幻刃「大丈夫!私、強くなります。目が見えないだけで他者と比較されているの嫌だし。自分でなんでも出来るようになる!」
?「...母の意志と血が強いな。わかった。私は君を見守るに徹しよう。宮司、頼む」
②
子供の頃の夢か?
酷い寝苦しい感覚...具合はいまいちなのがすぐわかる。
幻刃(情けなか!こげなんじゃ!?情けなかぁ!)
自身の調子の不調に苛立つ。
体温と脈波は、落ち着かない。
執事『休んだほうが...』
ふと執事の言葉が浮かぶが
幻刃(セカらしい!押し通す!休むなんて絶対ダメ!)
( ・ิω・ิ)ノシ 休んでよ💦
③
18日、19日、どうにか神無月の一部混乱を鎮めるが
幻刃(まだ、明日からは...)
明日からのすべきことを考えるが...
執事「!幻刃!?」
不意に意識が途切れる...
④
幻刃(...良いなぁ...強くて)
執事は各地で大活躍だった
手に負えない部分、場所、そして強い荒神、邪神
全て問題なく対応し片づけている...
幻刃(わたし、役立たずなんかなぁ...)
弱気が襲い来る...なんだか、先日の毒の種がじわじわ全身ににじむ感じを覚える。
⑤
幻刃「毒を吐く?どうすれば?」
執事「気づいたか?」
自室。寝間着で目覚める幻刃。
幻刃「私は??」
執事「マナの枯渇で失神だ。かなり危険な状態だぞ」
幻刃「そんな!こんなときに倒れるなんて!?」
激昂する。情けない自分への苛立ちに沸点が超える。
執事「あのな?マナの枯渇は命に関わる重篤な状態だ...それだけ身体を酷使しているんだと自覚しろ」
幻刃「?」
執事(状況は少し見えた。暫くの間忙しさでマナの生成が追いつかず使い続けている?)
推測だが、このマナ切れのまま幻刃をほおってはおけない。
幻刃「...私は?どうすれば戦える??」
執事「率直な意見としては休め」
幻刃「...やだ」
執事「...意地を張るのか?」
幻刃「...私は...」
答えは平行線だ。休ませたい執事。拒む幻刃。
執事(思いの外、頑固か...ならば?)
執事「なら、明日は幻刃の護衛努める。マナの消費を最低限に留めさせてもらうぞ?」
幻刃「へ???」
元から接触禁止だったが...なんやかんや、崩れている
執事(意地を張るならとことん付き合おう!それにマナの譲渡も少しずつ進めるか)
なんやかんや執事は幻刃の意地に沿うことに...
呪文
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7件のコメント
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最後の表情が素敵過ぎる。
とても嬉しいです(≧▽≦)♪
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執事くんの刀剣のエフェクトまじかっこいいです。これは憧憬と諦観をもって受け止めざるを得ぬ。
破綻も沢山ですが、スラッシュエフェクトは常に狙いしてます♪
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冷静な判断が出来ないのはイケませんね、幻刃さんの性格が意外とアツくなりやすいのか、冷静な判断ができないほど疲労が脳や精神にもきているのか…😅
頑固なので、融通が効かない場面も💦
でも、それが幻刃です(*^^*)
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