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?「すまない...君の父、母を守れず...すまない...」
幻刃「気にしないでください、父様、母様も、お勤めを果たしたのですから」
?「...できる限り君を援助する...親代わりは無理だが」
幻刃「大丈夫!私、強くなります。目が見えないだけで他者と比較されているの嫌だし。自分でなんでも出来るようになる!」
?「...母の意志と血が強いな。わかった。私は君を見守るに徹しよう。宮司、頼む」


子供の頃の夢か?
酷い寝苦しい感覚...具合はいまいちなのがすぐわかる。
幻刃(情けなか!こげなんじゃ!?情けなかぁ!)
自身の調子の不調に苛立つ。
体温と脈波は、落ち着かない。
執事『休んだほうが...』
ふと執事の言葉が浮かぶが
幻刃(セカらしい!押し通す!休むなんて絶対ダメ!)
( ・ิω・ิ)ノシ 休んでよ💦

18日、19日、どうにか神無月の一部混乱を鎮めるが
幻刃(まだ、明日からは...)
明日からのすべきことを考えるが...
執事「!幻刃!?」
不意に意識が途切れる...

幻刃(...良いなぁ...強くて)
執事は各地で大活躍だった
手に負えない部分、場所、そして強い荒神、邪神
全て問題なく対応し片づけている...
幻刃(わたし、役立たずなんかなぁ...)
弱気が襲い来る...なんだか、先日の毒の種がじわじわ全身ににじむ感じを覚える。

幻刃「毒を吐く?どうすれば?」
執事「気づいたか?」
自室。寝間着で目覚める幻刃。
幻刃「私は??」
執事「気苦労で失神だ。気にするな」
幻刃「!?情けないじゃないか!?」
激昂する。気にするな?何故そんな言葉言える?
情けない自分への苛立ちに沸点が超える。
執事「あのな?情けないと何故言える?それだけ気を背負ってるんだろ?アンタは」
幻刃「?」
執事「真剣な気負いを情けないなんて僕は思わない。賛嘆する。幻刃は、真剣に今の業務を考えている証拠だ。情けない訳ない」
...どういう事?成せない自分が情けないと思うが
この男は...気概を重きに置いている。
幻刃「...私は?」
執事「率直な意見としては休め」
幻刃「...やだ」
執事「...意地を張るのか?」
幻刃「...私は...」
答えは平行線だ。休ませたい執事。拒む幻刃。
執事(思いの外、頑固か...ならば?)
執事「なら、明日は幻刃の護衛努める」
幻刃「へ???」
元から接触禁止だったが...なんやかんや、崩れている
執事(意地を張るならとことん付き合おう!)
なんやかんや執事は幻刃の意地に沿うことに...

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