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瞬間移動の異能は潜入捜査には便利である
敵国、フェンテスは発展しているとはいえ、国が複雑な分、抜け道は様々あるのだ
「で、中に入ったんだけど……手を離してほしい」
「何があるかわからないでしょ」
私の能力、瞬間移動は自分に触れているものも連れて行く。だから、今、この手を離して自分だけ逃げることも可能だが、味方にそんなことはしない。
「片手で出来る?」
「私の能力は片手でも充分よ」
私の相棒となった彼女の能力は、触った物の情報を取得する。その中にあるものさえも。生物にはきかず、無機物だけに通用する彼女の能力は、今、この場所で遺憾なく発揮する。
しかし、そのときの彼女は無防備で、警戒するのは私の仕事となる。気配を探るが、こちらに気づいている様子はない。
「え」
「どうしたの」
「……世界を守って? フェンテスは守るために戦ってたの……?」
困惑した表情に自分はかける言葉を必死に探すだけだった

呪文

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