152話⑧クワンダとの別れ
「今は仲間が少ない。過信するな」
クワンダも割って入り、爆発的なオーロラを放つ。
命を賭した、覚悟が成せる業なのか。
「お前ら、化け物か」
「ここは俺が食い止める。行け!シャルロッテ!」
少女は振り返らず走る。あふれる涙を、そのままに。
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序盤から、シャルロッテのボディガード兼お目付役を務めたクワンダ。
彼とは、ここでお別れ。本当の「巣立ちのとき」でした。
ただ、クワンダは死んだのか?というと、大いに疑問です。
誰もその場面を見ておらず、ここまでお話を読んで理解した人なら
「ある可能性」が浮かぶと思います。
なお、オーロラヴェールは「元気玉」のような性質があって。
応援してくれる人の多い「夢の聖地」や、ホームの「カラカラでの戦い」では、最大のパワーを発揮しました。
インドでは知り合いが少なく、完全にアウェー。だからヒビが入ったのです。
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