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Untitled 2024-03-15 (1)

使用したAI NovelAI
浴室のドアが開き、奥から絢奈が姿を現す。
オーバーサイズ気味の白いバスローブの隙間から覗く肌は、湯上がりに染まりとても綺麗だった。

「……先生の心は、決まりましたか?」

問いに応える代わりに、濡れた黒髪に手を添え唇にそっと口づけた。洗い髪から立ちのぼる香り、ふんわりと柔らかな唇の感触を静かに味わう。

「先生がわたしの恋人で、本当によかったです。さあ、きてください。わたしの子宮(おなか)に、先生との……赤ちゃんを、ください」

懇願するような絢奈の言葉に、僕はゆっくり……そして、しっかりと首を横に振る。

「え……?」

傍らに置いた上着のポケットを探り、あらかじめ忍ばせていた小さなビニールの包みを取りだす。包みの封を切り、慣れない手つきでペニスにコンドームを装着する。

先端を秘唇にあてがい、ひと息に奥まで埋めた。半透明な薄膜を被った男性器を、濡れた粘膜がずぶずぶと呑みこんでいく。
結合部を唖然とした表情で見つめていた絢奈が、我に返ってキッと僕を睨みつけた。

「……どうして、生でしてくれないんですか! わたしのことを孕ませてくれるって……先生ならわかってくれるって、そう信じてたのに!!」

涙を浮かべ、そう叫ぶ絢奈の頬をそっと撫でる。

「……それはね、僕が絢奈のことを、大好きだからだよ」
「せん、せ……」
「とても大切で、壊したくない人だから。絢奈には、きちんと幸せになって欲しいから。こんな形で妊娠させることなんてできない。できるはずがないよ」
「……じゃあわたし、これからどうすればいいんですか!? 先生なら、先生だったら、今のわたしの状況をどうにかできるっていうんですか!! だったら、助けてくださいよ! お願いですから……わたしのこと、助けて……先生……っ」

胸にすがりつく絢奈の身体を、ぎゅっと抱き寄せる。

「心配しないで。これ以上、絢奈のことを傷つけさせたりなんてしない。君のことは、僕が絶対に守ってみせるから」
「……信じても、いいんですか?」

涙に濡れた絢奈の瞳が、僕をじっと見据えている。ほんのかけらでも嘘があれば見透かしてしまう、そんな眼差し。けれど僕は、絢奈の瞳を真正面から見つめ返し、力強く頷いた。

「……やっぱり、先生は先生です。いくじなしで、ヘタレで、でも……とても優しくて。わたしの大好きな、最高の先生です」

絢奈の表情から張り詰めた色が抜け、柔らかな笑みが浮かぶ。彼女が思い留まってくれたとわかり、僕は安堵しながらその身を抱き締めた。

「よかった……本当に、よかった……」
「ふふ……おちんちんを挿れっぱなしで言っても、格好悪いですけどね」
「ごめん、絢奈……こんな風にしか、伝えられなくて」
「いいです。そういうのも、なんだか先生らしいです」

そう言って絢奈は、自分の腰を僕に絡めてぐっと引き寄せた。

「続きをしましょう、先生。わたしに先生のこと、もっと、もっと感じさせてください」

無言で頷き、僕は抽送を再開する。
彼女の温もりを、柔らかさを、甘さを、この先決して忘れないようにと、心に刻みつけながら。

呪文

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