ログインする ユーザー登録する
暖かな春の日差しのなか鳥のさえずり、水路のせせらぎ、風のそよぐ音の響く反面、
折に触れては足を運んできた村の教会の中は静まり返っていた

「おや誰もいないなんて珍しい」

説法をしながら居眠りができる耳の遠い老神父さんはおろか
朝から晩まで教会の門扉から聖母様までいたるところを丁寧に拭き上げる尼さんの姿もなかった

「アーメン」

お祈りの仕方なんて誰かに教わった覚えもない
物心つく前から自然と身についてるし、礼拝堂まで来れば
膝をつけば礼拝の動作、口をつけば宣誓のつぶやきが出るようになっている

常套句を唱え終えて顔を上げるとそこには
いつの間にか神像を踏み倒した上に女性がたたずんでいた

「な、なんて罰当りな!!」

【pleased to meet you, Hope you guess my name】

「あ、え、はい? 異国の方ですか?」

【駅はどっちに行ったらいいですか?】

「これっぽちも言葉が分からないんですが何かしらの意思は通じました
 色々と言いたいことはあるんですが、えっと、何かお困りですか?」

【あー…適当に飛んできちゃったけど、ここはどこの世界なんだろ?
 っていうか第一異世界人に『異世界観光』ってどう伝えればいいんだろう】




2枚目(30分前の様子)
【ヒマだし異世界に羽伸ばしてこよっかな♪物理的に♪】

呪文

  • Steps 30
  • Scale 7.0
  • Seed 616877104
  • Sampler DPM++ 2M SDE Karras
  • Strength
  • Noise
  • Steps 30
  • Scale 7.0
  • Seed 616877104
  • Sampler DPM++ 2M SDE Karras

ちょいまってさんの他の作品

ちょいまってさんの他の作品

すべてを見る

おすすめ

ちちぷい生成機能のイラスト

すべてを見る

Amazon

トレンド

すべてを見る

ユーザー主催投稿企画

すべてを見る

新着イラスト

すべてを見る

ちちぷいグッズ

ショップを見る