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これはとんでもない発見だ(CA:3話)

使用したAI niji・journey
巨大な機械蜘蛛による追跡は、何故かピタッとやんだ。
上手く撒いたか…あるいは何者かに助けられたか。
いずれにせよ、ニューカナヤマはもう懲り懲りだ。さっさと移動しよう。

ちなみに、相棒が拾ってきた青い鉱物は、やはり食べ物では無かった。
あははと笑う彼女を無言で睨みながら、旅を続ける。

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到着したのは、巨大な宇宙ステーションが横たわる廃墟。ノーマンズランドと言うらしい。
こんなところに食べ物があるのかと思いつつ、ステーション内を探検する相棒についていく。

機関室のような場所に辿り付きと、がれきをどけて漁っていると、奥への通路を発見した。
進んだ先には、うっすらと青色の光を放つ、発電機のようなものが鎮座していた。
墜落の衝撃から逃れ、まだかすかに動いているようだ。

「ひょっとして…これ…?」
相棒が何か見つけたらしい。
私がぴょんと発電機の上に飛び乗ると、発電機の上部に穴が見えた。
その穴は、ニューカナヤマで手に入れた青い鉱石がぴったり嵌まるような形状をしている。

おそるおそる、それを嵌め込む彼女。
私はその様子をじっと見ていた。
やばい香りがする。しかし、ワクワクする。
どれだけの間眠っていたのかわからないこの宇宙ステーションで、何かが起ころうとしている。
そんなふと湧き出た感覚を我ら旅人が止められるはずもなく、青の鉱石はあるべき場所に置かれた。

……ズズズズズズ……
……ブウウゥン……

あたりが振動し、崩れる音。
何かの起動シーケンスがスタートした音。

""""――――します。――――『神の繭』再起動します""""

あたりに女性の声をした機械音声が流れた。

――ひょっとして、何かやばいことやっちゃいました?

呪文

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