梁山伯と祝英台
中国の民間伝承の悲恋物語で、いわば中国版ロミオとジュリエット。
祝英台は女性なので学校(塾)に行けないが、父親を説得して男装したうえで1年間だけ杭州の父親の知人の塾へ通うことを許される。
そこで同じ塾に通う梁山泊と出会い、友情を深めていく。
梁山泊は同性である祝英台に抱いてしまう奇妙な感情に困惑するが、そうこうするうちに約束の1年間が過ぎ、祝英台は帰らなくてはならなくなり、別れの挨拶にやって来る。
祝英台には双子の妹がいると聞いていたので、この感情はまだ見ぬ彼の妹への恋心かもしれないと分析、学業成就したら妹さんに求婚に行く旨を約束する。祝英台はそれを歓迎して妹の肖像画を残して帰っていく。しかしその肖像画には「祝英台15歳・・」と書かれていて、祝英台はじつは女の子だと知る。
やがて学業を終えた梁山泊は祝英台を訪ねるが、祝英台には既に父親が無理やり決めた婚約者がいた。
逢うことも叶わず悲嘆に暮れる梁山泊はやがて体を壊し亡くなってしまう。
祝英台はやっと許しを得て梁山泊の墓を訪ねる。
すると、墓の中から梁山泊の亡霊が現れて、祝英台を連れ去る。
二人の強い思いがやっとわかった父親は祝英台を梁山泊の墓に一緒に葬る。
しばらくして梁山泊と祝英台それぞれの身の回りの世話をしていた者が墓を訪ねると、墓から飛び出た2羽の蝶が仲睦まじく、絡み合い睦み合いながら空へと昇っていった。
私はこのお話を皇なつきさんの漫画で読みました。元の話からは何某かアレンジがあるかもしれませんし、私の記述に間違いがあるかもしれませんことをお断りしておきます。
絵はこのラストシーンのみを象徴的主観的に描かせたものです。
※城ヶ崎アオイさまのご指摘で梁山泊>梁山伯の誤りが発覚いたしました。
キャプションを読まれる際は脳内変換をお願いします m(_ _)m
呪文
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4件のコメント
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梁山泊って、水滸伝のしか知らなかったです😃
はい。その件では私もいささか困惑したことがございます。
梁山泊で検索すると水滸伝のやつが出てくるんですよね。
梁山泊と祝英台で検索するとちゃんと物語のほうが出てきます。
全く同じ言葉だというのが不思議です。
もしかしたらその成り立ち上、どこかでなにか関連しているのかもしれませんが・・
検索してみても要を得た情報は見つかりませんでした。
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