リーダーとしての将来を嘱望された少女
まさか、あの時の子とこんなところで再会しようとは。
私はとある会社を経営している一方で若輩ながら…とはいえそれなりの年齢だが…ある経済団体の副代表の一人として名を連ねている。今日は経済団体の人間としてとある懇談会に出席している。
そこであの時の子がいた。しかもれっきとした参加者として、だ。
まだ10代のはずだ。17歳でアメリカのある大学を卒業しアメリカ政府機関を始めとした多くの団体や企業のオファーがある中で故郷の日本を活動拠点とし様々な団体の代表をこなしつつ多彩な才能を発揮している、という話だ。
あの時感じた並外れた才気は勘違いではなかった。
ではなぜ日本に帰ってきた彼女がバレたら困るであろうバニーガールなどをやっていたのか。正直自分の貧困な発想では想像もできないし、詮索の必要もなかろう。事実は彼女と私と店のオーナーの胸にしまっておくべきだろう。彼女もそうだが私も彼女にさせたことを考えるとバレたら大変、とかでは済まない。
優秀さを際立たせる一方で愛らしいとさえ思える眼鏡に三つ編み姿で、彼女は懇談会で驚くべき発言とパフォーマンスを見せ、私を含めた参加者の度肝を抜いた。
だが、懇談会も済めば普通の女の子の表情を見せる。バニーガールだった時もそうだったな、と思い出す。
他の参加者と歓談してる姿を眺めていると、その清楚な服装の下に隠された歳不相応な豊かな肢体を思い出してしまう。バニー姿の彼女をソファで四つん這いにさせてそれを眺めていたなどという事実は墓場まで持っていくしかなかろう。
歓談中、彼女とは一言二言言葉を交わしただけだったがバニーガールの時の話術そのままに、幸せな気分に浸った。彼女と言葉を交わした多くの参加者が同じように感じたはずだ。
その日の夜、スマホに1通のメールが入った。バニーガールをやっていた時にアドレスを交換した彼女からだった。
「普通の方ではない、と思いましたが今日お顔を見て本当にびっくりしました」
「その言葉、そっくりそのままお返しするよ。僕はとんでもない子と遊んでたんだな」
翌日、彼女にメールが届かなくなっていた。アカウントを削除したか…そう悟ると私も捨て垢だったアカウントを削除した。あのお店のオーナーは信用できる人物。彼女との「関係」は永遠に表に出ることはないだろう。
前・幻のバニーガール(R-15)
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