サイバーシティに雪は降り
「あら、冬って言うものは雪が降るものよ」
きのこの魔女は、「それがどうしたの」といった調子で平然としていた。
彼女にとってはそうかもしれないが、このシティではそれは普通ではない。
きのこの魔女は、全く意に介さず、きのこが満載のショッピングカートに乗って
「納品と買出しも終わったし、さあ、帰りましょう」
と走り出す。
「は?ショッピングカートが何で走るんだ?どういう原理で??」
僕は慌ててきのこの魔女を追いながら叫んだ。
「あー、ショッピングカート暴走部だ、冬も活動してんだね」
うさぎ耳のピンクのガクランを着た怪しげな少年が楽しそうにそれを眺めている。
(部ってことはこんな事するやつらが何人もいるのか…)
きのこの魔女の走り去った後にはカラフルなきのこが散乱していた。
AIのべりすと先生に書かせようとしたが、どうもしっくりこないので、ええい!おれが書く!!となって書きました。
「僕」は、和菓子屋ねこくんです、多分
(この妄言は、きのやまたけしさんの「サイバーシティの猫又侍」シリーズのサイバーシティの設定をお借りしています)
https://mypage.syosetu.com/1357434/
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