マタタビヤにやってきた武者と従者
従者:そりゃあ、民は戦で疲弊しているのでしょう
主:さ・さむい~
従者:で、どちらにお付きになるので?
主:金のあるキツツキ軍に決まっておろう!
従者:しかし、正義を貫くなら反乱軍かと・・・
主:正義で飯が食えるかっ!キツツキ軍に付くぞ!
従者:はい、わかりました
主:しかし、腹が減っては戦はできぬ。まずは腹ごしらえじゃ。
従者:そこに団子屋がありまする
主:おお、うまそうじゃ。おやじっ!団子をくれ。
おやじ:へいっ、1本200文でございます
主:にゃっ!にゃにい??高いぞ!桁を間違っておらぬか?
おやじ:いいえ、キツツキ殿の悪政のおかげで物価は上がる一方、天井知らずなので・・
主:なんとっ!けしからんっ!じつにけしからんっ!ぬぬっキツツキめ!
従者:どうなさいますか?
主:知れたこと!反乱軍に付いてキツツキめを懲らしめるのじゃ!正義の鉄拳をくれてやるわ!
従者:正義で飯が食えるかと?
主:飯が食えぬのは悪政のせいじゃ!反乱軍のところへ行くぞ!
従者:はいはい、ですがそのまえに主、耳をお隠しください。
主:こ・この耳のなにが悪いのじゃ!おぬし、狐耳を馬鹿にするのか!
・・・というわけで私は反乱軍に付きます
呪文
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2件のコメント
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反乱軍でのご参加ありがとうございます!
主と従者の会話に癒される作品で、最初は主は槍を持った人かなと思ったら、物語を見て、主はケモ耳の方だと知り、面白かったです。
今後も彼らの反乱軍での戦いを見られるのを楽しみにしています。
今後の戦いのことまで考えていませんでしたが・・・が・がんばってみます (^_^;)
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