(差し替え)第2話　やはり、でかい

2024/12/22

使用したAI ちちぷい生成機能

前回までのあらすじ
授業中居眠りしていたら隣の席の女子が胸（下着）を見せてくれた。

放課後まで残ったら隣の席の女子が胸を触らせてくれるらしい。いや、これは正確ではない。彼女が俺に示したのは「放課後まで残って。さわってほしい」だった。胸だとは一言も言ってない。胸を触らせてくれると思って放課後まで残ったら、変態扱いされて通報されるかもしれない。
確かにブラに包まれた胸は見せてくれた。今まで話したこともない、名前しか知らない女子が授業中にいきなり「胸見る？」と聞いてきたので見たいと答えた。そしたら本当に見せてくれた。それだけだ。理由も不明だし俺が「胸を見たい」と言ったこともない。そんなこと言うわけないだろ。
それにしても見事な巨乳だったと冷静に振り返る。爆乳と言ってもいいかもしれない。雑誌の表紙のグラビアぐらいはあった。それを思い出すとふわふわとした気持ちになる。
早くひとりになりたかったが、彼女をいわゆるおかずにするのは何となく気が引けた。それに何故か分からないがエロい気分になるより驚きと興奮と高揚感が上回っていた。まして彼女とどうかなろうとか、どうにかしたいとかそういう気持ちにならなかった。怖気づいたのかもしれない。
物理の授業はとっくに終わり、次の授業が始まっている。この先生は聞き取りにくいごく小さな声で授業するので、「きっと俺たちの聞こえない周波数で授業してるからそのうち犬が寄ってくる」と陰で言われている。
さっきの物理に続いて集中力を要する授業が続いているが、頭の中にホワンとした熱気が渦巻いていて全く集中できなかった。放課後まで残ったら今よりもっと素晴らしいことになるかもしれないが、とんでもない事件に巻き込まれるのかもしれない。そもそも、何でこんなことになったのか。
理由を一生懸命考えたが、全く心当たりがない。それなのに男子ならみんな喜ぶものを何の苦労もせずに見せてくれた。それが不安でもあった。いったい放課後には何が起きるんだろうか。心臓がバクバクで音が隣の席まで聞こえるんじゃないかと思った。
その原因を作った隣の席の女子は、あれから俺のほうを見向きもせずに黙々と真面目に授業を聞いている。落ち着かない気持ちのまま授業を受けたくなかったので、俺はさっきの物理の授業が終わってすぐに隣の女子に声をかけて理由を聞こうとした。
「秋山さんあのさ」
「なに？」
秋山さんというのが隣の席の女子の名前だ。下の名前はあまり覚えてない。
「さっきのあれどういう意味？」
「何ってあのとおりだけど」
「それじゃわけわからんって」
「そうかなあ」
「ちゃんと説明してくれないと俺も困るよ」
「頼みたいことがあるから、放課後残っててほしい。それだけ」
そう言うとニヤッと笑った。この時改めて秋山さんの顔をしっかりと見た。創作なら「ここで美少女だったことに気づいた」という展開もあるのだろうが、残念ながら俺にはそんな余裕はなかった。秋山さんに対する印象は変わらない。肩くらいまでの黒髪で眼鏡をかけている落ち着いた感じの女子だ。
そうしてはぐらかされているうちにチャイムが鳴った。それからは悶々として頭の中で行き交う様々な考えに苦しめられながら困惑した時間を過ごしたまま今に至っている。
さすがに授業中に秋山さんに声をかけるのは悪いと思った。そのくらいの常識はある。仕方ない。この授業が終われば放課後だ。あと40分我慢することにした。
ここで俺は改めて隣の秋山さんの姿をちらっと視界に収めた。
うん。やはりでかい。

つづく

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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