3.闇堕ちプリンセスと桜豊湖葵
酷い頭痛と吐き気、嫌悪感......
何故忘れていたか解らない...
親から受けた苦痛が甦り、ただただ苦しい......
否応の無い絶望感が葵を支配する
椿咲「なんでですって?だって、葵ったら、私が居なくても幸せそうだから?」
葵「しあわせ????うちが?」
椿咲「ええ、最初ボロ雑巾だった貴女を助けて、順調に雌豚に仕上げていたのに...とてもいい具合でしたのに」
意識が白濁する中、優しそうな眼で見下す椿咲に恐怖する。
椿咲「あのチート野郎が転がり込んできて全て狂いました♪本当にムカつきます♪ムカつきます♪ムカつきます♪ムカつきます♪ムカつきます♪あああああああああ!
ですから♪ルミィアおばあちゃんの封印解いて思い出させて上げました♡どうかしら?」
狂人......父親もそうだった...なぁ
なんだかどうでもよくなってきた...どの道この先生きる糧が浮かばない...
椿咲「貴女は我が神の生贄にすら相応しくありませんので、そのままくたばって下さいね♡」
ここで死ねるならそれでいいや...
意識が消える寸前、優しい音が聴こえた
??「遅くなった、すまない...葵」
椿咲「!!!キサマ」
呪文
入力なし