木製の守護戦士
少女の足取りは軽く、表情は屋敷で見かけた時のそれとはまるで違う。
斥候「……聞いていた話と違うな?」
術士「確かに。ウッドゴーレムがお嬢さんをさらったという依頼、裏がありそうだな」
戦士「面倒だな。殴って終わりが一番良いんだが。しかし、後味悪いのが一番が悪い。裏取りだな」
薬師「だとすれば、まずは少女の話を聞きたいところです。ゴーレムさんに私の話術が通じれば良いのですが」
冒険は始まったばかり。
殴って終わりじゃ飽きるのも早い。物語にはそれまでの話が変わる「破」が必要なのだ。
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本作品は、猫乃つづりさま主催の企画に触発された作品です。
呪文
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