サウナ部……ではなく冷却部
扉を開けた瞬間凄い熱気が外に伝わってきた。
ちちぷいちゃん「ししょちゃん、ここは一体……」
ししょちゃん「ここはね、冷却部なの」
ちちぷいちゃん「冷却部?」
ししょちゃん「そう、ほらコンピューターってすぐに熱が籠っちゃうでしょ?だからここの冷却部で定期的に冷却してるの」
ちちぷいちゃん「え・・・・・・・・・でも、中すごく暑いんだけど・・・・・・」
ししょちゃん「それはね、コンピューターの熱を冷ます前に、その熱をサウナに利用しているからなの」
ちちぷいちゃん「やっぱり、ここサウナだよね!」
ししょちゃん「ええ、それで、このサウナで火照った身体を後ろの部屋で一気に冷却するの・・・・・・・・・・凍り付くくらい」
ちちぷいちゃん「凍り付くくらい!?」
ししょちゃん「ええ、そうよ。その証拠に・・・・・・・・・・今サウナに、赤髪ちゃんズの子が一匹入っているでしょう?」
ちちぷいちゃん「・・・・・・一匹・・・」
ししょちゃん「本来生徒でもなければ迷惑しかかけてない赤髪ちゃんズなんかにサウナに入る資格は無いんだけど・・・・・・・・・まあ、今回は許してあげるわ」
ちちぷいちゃん「・・・・・・・・・・ししょちゃん?・・・」
ししょちゃん「それでね、ここからよく見ていてほしいんだけど、赤髪ちゃんズが一匹、奥の部屋に入っていくでしょう?」
ちちぷいちゃん「あ、本当だ。扉を開けて中に入って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・凍り付いちゃった!?」
ししょちゃん「そう、ちなみに凍り付いたあ赤髪ちゃんズとか、後生徒とかは冷却部の部室から基本的に出てくることは無いから・・・・・・・・・・ま、つまり赤髪ちゃんズが邪魔になったらサウナに放り込めば勝手に自滅してくれるって寸法なの」
ちちぷいちゃん「・・・・・・・・・・うん、サウナはやめておこうかな・・・・・・」
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