リクスー女子大生とＨ

2024/06/21

使用したAI その他

【あらすじ】
怪しげな都市伝説をたよりに馬鍬神社へと向かった「あなた」は、ナンパした女の子と100%Ｈできる"不思議なお守り"を手に入れた。制限時間は７日間。残された時間はあとわずかだ！！最後までヤリまくれ！！！

"お守り"取得から６日目――
巫女さんから告げられていたタイムリミットが迫っている。明日にはこの不思議なお守りを神社に返納しなければならない。最後に……最後にヤリ残した事はないか？

自問自答するあなたの前を、一人の女性が通りかかった。

「およ？◯◯くん、どうしたの？」
「せ、先輩……！？」

かつてあなたと同じサークルに所属していた一学年上の女子大生であった。就職活動の為、今はリクルートスーツに身を包んでいるようだ。

「久しぶりだね。みんな、元気にしてる？」
「は、はい！相変わらずバカばっかりで……先輩はどうですか？」
「私……は、うん、まあ、ぼちぼち、かな？」

何やら元気が無さそうだ。

「ごめん、嘘。何十社も受けて、落とされて、ちょっと凹んでた。就活って結構大変なんだね……」
「先輩……」
「あの頃がちょっと懐かしいなぁ☺️」

実のところ、この先輩はあなたにとって意中の存在であった。想いを告げる勇気が無かったまま、今に至る。

今日ここで偶然にも再会出来た事には何らかの意味があるのかもしれない。

「先輩、今からちょっと歌い🎤にいきませんか？」
「え……？」

下心は確かにある。しかし、それ以上にあなたはかつて好意を寄せていた女性が辛そうなのを、放ってはおけなかったのだ。

――およそ２時間後。

「あ、あれ？どうして私、君とこんな事になってるんだっけ……！？」
「いいじゃないですか、そんな事。今は……忘れてください！！」
「あっ！あっ！んっ……気持ちいい！イイッ！頭、真っ白に、なっちゃうッ……！！！」

――情事を終えて。
「はぁー、今日は久々に楽しかった。ありがとね、◯◯君☺️」
「あの、先輩……」
「ん？」
「あの、無事就職先が決まったら、俺たち付き合いませんか？社会人同士になったら、仕事あがりにこうしてまた会ったりして」
「ふふ、普通さ、順序が逆じゃない？」
「す、すいません！そうですよね💦」

「……返事は、ちょっと待っててくれる？なんか私、今はまだ……君の事を恋愛対象として見れないみたいだから」
「そ、そっすか。そう、ですよね……」

フラレたわけでは無い。が、どうやらこの"お守り"で体を許される事は出来ても、心までは本当に愛してもらえないのかもしれない……あなたは、そう思った。

※　※　※

後日、あなたはお守りを返納する為に馬鍬神社へと向かった。最後にあの美人の巫女さんともう一回エッチ出来ないかなと思っていたが、辿り着いた先に待っていたのは奇妙な光景であった。

「おかしいな……？」

数日前に神社があった場所が、空き家と原っぱになっている。確かに、この場所に【馬鍬神社】があったはずなのに……

廃屋の中には誰もいる気配が無い。生活感もなく、完全に無人のようだ。じゃあ自分が先日見たものは一体何だと言うのか？

その時、あなたの背後を氷のごとく冷たい風が吹き抜けた。ゾクリとした悪寒に背筋が凍りつく。直後、

『ちゃんと返しに来たんですね……エライぞ！』

脳内にそんな声を聴いた気がして、辺りを見回した。誰も居ない。何も無い。だが、ほんの一つだけ小さな変化が起きていた。手のひらにあったあの"お守り"が、忽然と消えていたのである。

【エピローグ】

その後、ネットで確認したところ近所にあったハズの馬鍬神社は、地図から完全に消え去っていた。初めからそこには何も無かったかのように、ただの空き地と差し替えられている。

投稿サイトの動画も消えていた。それどころか、動画をアップしたアカウントさえも削除されているようなのだ。

（何が起きてるんだ……？）

あなたは再度Googleで馬鍬神社について調べる事にした。

文字を打ち込んだその時、サジェスト（検索予測キーワード）の中に先日には無かった単語が混ざり込んでいるのに気がついた。

馬鍬神社
お守り
使用期限

行　方　不　明

何かを察し、あなたはこの件についてそれ以上究明する事を止めた。

ふたたび馬鍬神社が現れる場所は、「次のあなた」の町の近所かもしれない。

もし"お守り"を入手出来たなら、使用期限は必ず守るべきだろう。

さもないと――――

【都市伝説　本当にあったエロい話編・完】