ログインする ユーザー登録する
投稿企画「#ガラス越し」開催中!特設ページへ ▶
・・・乙鬼藩が繰り出す追手を返り討ちにし、大久喜三郎とエルフの「おえる」の逃避行は続く。

 一時の狂気から主君を惨殺し妾を奪うという暴挙をしでかし、お尋ね者の身となった喜三郎であったが、なぜか後悔の念は起きなかった。

 目の前の「おえる」の美しい肌を愉しみ、まぐわい、美しい異種族の女の胎内に精を放つ。
 ・・・それは狂おしいほどの享楽だった。

 また喜三郎が清浄な「天女」だと信じていたエルフの「おえる」は意外にも・・・いや喜三郎が驚くほど淫蕩で、喜三郎の硬く強ばった魔羅を悦んで舐めしゃぶり、自ら秘所に導くのだった。
 日に何度も体を重ねる喜三郎と「おえる」

 あっと言う間に我が国の言葉を解し、喋ることが出来るようになった「おえる」は理知的で優しく・・・淫らな女だった。

 路用は出奔のおりに主君の手文庫から奪った三百両がある。
 あとは次々に新手を繰り出す乙鬼藩の追手・・・剣豪達を蹴散らし、血祭りにあげ、国境までたどり着くだけだ。

 追手を返り討ちにし夜は「おえる」と激しくまぐわう、血と官能の日々を送るうちに、喜三郎は自分の体の中で何かが変化してゆくような気がした。

 全身に力がみなぎり、五感がさえわたるような・・・そんな感覚である。

 ・・・古(いにしえ)に伝わる伝説によると、人魚の肉を食った者は不老不死に慣れるという。
 また藩の中には、この「おえる」は天女で、彼女と交わり続けると神通力を得る事が出来るのだと言いふらす者もいた。

 もしかした、藩主の乙鬼藩の藩主が彼女を妾としたのも、その美しさに目が眩んだだけではなく、彼女と交わり続けると得られるという神通力を手に入れんが為だったのかもしれない。

呪文

入力なし

糺ノ杜 胡瓜堂 (ただすのもり きゅう…さんの他の作品

糺ノ杜 胡瓜堂 (ただす…さんの他の作品

すべてを見る

おすすめ

トレンド

すべてを見る

FANZAランキング(PR)

すべてを見る

新着イラスト

すべてを見る

FANZAブックス(PR)

FANZA 動画ランキング(PR)

すべてを見る