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泡に溶けた誇り

使用したAI ちちぷい生成機能
【ショートストーリー】

一条千颯は、あの夜以来、自分が自分でないような感覚に囚われていた。黒崎剛蔵が仕掛けた紅茶の一杯が彼女の身体と心を不可逆的に変えてしまったのだ。あの淫靡な夜から1週間が経ち、千颯は一条家の養子として日々の務めを果たそうと懸命に振る舞っていた。だが、彼女の身体は正直だった。日常のふとした瞬間に、理由もなく下腹部が熱を帯び、秘部が濡れて疼き出す。それはまるで、剛蔵の手で植え付けられた欲望が彼女の中で生き続けているかのようだった。

朝の挨拶、昼の書類整理、夕方の来客対応――名門一条家の令嬢としての責任を果たすたび、千颯は自らに言い聞かせた。「私は一条家の誇りを背負っている。あんな下劣な執事なんかに屈するわけにはいかない」と。しかし、その決意も虚しく、疼きが襲ってくるたびに彼女は人目を避けて隠れ、密かに自らを慰めるしかなかった。羞恥と快楽の間で揺れる彼女の心は、日に日に脆くなっていった。

その夜、千颯は一条家の豪奢な浴室にいた。大理石の床にしゃがみ込み、シャワーの温かい水を浴びながら、彼女はスポンジで身体を洗っていた。泡が白い肌を滑り、髪が濡れて首筋に張り付く。静かな水音の中で、彼女は一日の疲れを流そうとした。だが、その穏やかな時間が長く続くことはなかった。シャワーの温もりが肌に触れるうちに、再びあの感覚が忍び寄ってきた。太腿の間がじんわりと熱くなり、身体が勝手に疼き始めた。「まただ…」と呟き、千颯は眉を寄せて唇を噛んだ。

「駄目だ。私は一条家の名を継ぐ者なんだ。こんな…こんな汚らわしいことに溺れるわけには…」と、彼女は自分を戒めようとした。スポンジを握る手を強くして、目を固く閉じ、疼きを無視しようと試みた。しかし、シャワーの水が敏感になった肌を刺激し、疼きは収まるどころか増すばかり。彼女の指先は、無意識に腹部へと滑っていった。「少しだけ…少しだけなら…」と、千颯は自分に言い訳しながら、泡立つ太腿を擦り合わせた。

やがて我慢しきれず、彼女の手は秘部へと伸びた。シャワーの水と泡に濡れた指先が触れた瞬間、電流のような快感が背筋を走り、千颯は小さく喘ぎ声を漏らした。「あっ…」と喉から零れた声に、彼女は慌てて口を押さえた。一条家の令嬢として、こんな場所でこんな行為に耽る自分が信じられなかった。「いけない…こんなこと…」と、心の中で呟きながらも、指の動きは止まらない。シャワーの水音に紛れて、彼女の吐息が漏れ始めた。

千颯の頭には、一条家の重圧と責任が浮かんでいた。養子として迎えられた日から、彼女は完璧であることを求められていた。気品、知性、品行――すべてを兼ね備えた「一条家の娘」でなければならなかった。だが、今の彼女は、その理想とは程遠い。剛蔵に辱められたあの夜が、彼女の内に眠っていた欲望を目覚めさせ、取り返しのつかないものに変えたのだ。「私は…駄目な人間だ…」と、千颯は自嘲しながら涙を滲ませた。

それでも、指は動きを止めなかった。シャワーの水が流れ落ちる中、彼女の白い脚が震え、秘部を弄る手が激しさを増す。水音に混じって、彼女の喘ぎ声が浴室の壁に反響した。「ああ…もう…我慢できない…」と、千颯はついに理性の糸を切らし、快楽に身を委ねた。スポンジを床に落とし、片手で壁を支えながら、彼女は指をさらに深く動かした。シャワーの水が敏感な部分を刺激し、快感が全身を支配していく。

「一条家の誇り…守らなきゃ…」と、彼女は最後の抵抗を試みたが、その声は掠れて消えた。快楽の波が押し寄せ、彼女の身体が限界を迎えた瞬間、千颯は大きく背を仰け反らせて叫んだ。「あぁっ…!」と、喉から迸る声とともに、彼女の秘部から勢いよく潮が吹き出した。シャワーの水と混じり合い、大理石の床に飛び散るその感覚に、彼女の意識は白く染まった。一条家の責任も、誇りも、すべてが快楽の奔流に飲み込まれ、頭の中から消え去った。

息を切らせながら、千颯は床に膝をついた。シャワーの水が彼女の震える身体を洗い流し、彼女は目を閉じてその余韻に浸った。潮吹きの後の脱力感と、身体を包む甘い痺れに、彼女の唇からは小さく満足げな吐息が漏れた。「はぁ…気持ちいい…」と呟き、千颯は壁に凭れかかりながら、しばらくその感覚に身を委ねた。一条家の令嬢としての自分はどこか遠くへ消え、今の彼女はただ快楽に溺れた一人の女でしかなかった。剛蔵に植え付けられた熱は、彼女を完全に支配し続けていた。

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