『死霊魔術師発見。いただきます?』
死霊術死『クックックッ! 私のものにならなければ、すべて灰になるがいいのよーん!!』
吸血鬼『って、女だったんかーい!』
死霊術死『あら、どなたかしらーん? 私は私を振りやがった王女に報復するのに忙しーんだから、ドラゴンゾンビの餌になりたくなけりゃ、どっかにいくといいのよーん?』
吸血鬼『……あれ? なんかお前、おいしそうな匂いをさせてるな?』
死霊術死『は? 一体何を……ひぃっ! お前はエルフ側の殺戮吸血鬼!?』
吸血鬼『ふふふふふ、ちょっと味見させてくんない? いや、させろ?』
死霊術死『ぎゃあああっ! ご馳走を発見したみたいな目でこっちくるななのよーん! ドラゴンゾンビ! こいつを早く始末し―――』
吸血鬼の大魔法によりあっさり滅ぶドラゴンゾンビ。
吸血鬼『大丈夫大丈夫。痛いのは最初だけ。なにも死にはしないから、安心するといいぞ?』
死霊術死『う、動けない!? いつの間に魔法で拘束されてたのーん!? ……あ、あ、あ、その笑顔は完全に捕食者のそれ…………』
吸血鬼『いっただきまーす♡』
死霊術死『い、いやー! せめて吸血するなら後ろからにしてほしいのよーん! 正面から笑顔で牙を見せて迫ってこられるのはめっさ怖いの―――』
~友人ズの待つ王城の部屋に帰還~
三人娘『おかえりー』
吸血鬼『ただいま。あー、おいしかった!』
三人娘『は?』
※翌朝、敵陣にて女の子がしてはいけない顔して色んなところから漏らしている、身体のあちこちに吸血痕をつけた廃人のようになった女死霊術死が発見されたという。
呪文
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