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【絵物語】
『不条理喫茶 斜陽』
帆日部ミサキは本を読む
旧時代の人物が書き残した
手記である…

僕は思うことがある…
いや、この本の中で
紡がれた1節は苦しみと後悔の中で紡がせた1節である…
グレイリー・ニャイジーが
紡がせたのか
あるいは
帆日部ミサキが玄界灘より
手紙を送ったのかはわからない
一切合切、この太陽の光が
僕を殺したのには変わらないのだ
だが、架空の物語では
いつも光が闇を殺そうとする
裁判になったら、
光は加害者で、闇は被害者だ
しかし、その前例は
闇が加害者で、光の親を殺したから、闇を殺そうということになったわけで、その昔も闇の親が光の父親に殺されたから、復讐を誓うわけで…その積み重ねが長年の光と闇の戦争を生み出したのではないかと考えるのだ。
これは、とある人物の手記であり、僕はこの空想に対して何ら、正解を明確にしたいから書いているわけではない…
この覆いなる曇天の前の静けさに対する一種の沈黙をなしたいから書いているわけであって、私という存在は何ら、空気の微粒子、あるいは、埃のような毒虫に近しいものだと考えている。そもそも、この長いものを長々と遠回りじみた蛇のような書き方をするものが、自動的に物語を作ってくれるツールに迎合するわけがないのだ…誰かに用意されたものよりも誰かに並べられたフライドポテトの味などするであろうか?いや、しないという反証じみた歪を書いては
波間に沈むあるいは揺れ動く感情の嵐に揺れ、動揺し、真っ暗な海に飛び込みたいという衝動すら…

ここで、誰かに呼び止められる
終末部の2人だ、今は、浪漫部の存在すらもあると聞いて、
帆日部ミサキは並々ならぬ不安と焦りを感じていた。
どうにかして、2人を引き留めねば、しかし、私が止めるに値するのだろうか…不安である…不安と無情と混沌が、涙を濡らしていく…
なぜだ…どうして、この混迷にひきつるような言葉の中で蠢いた蛇を演じなければならないのだ。
新たな未知の存在が彼女を焦らせ、修羅にさせる…、時刻通りに行動しなくてはならない…
深夜というのは早朝というのは、秒数に換算すれば短いのだから、
蒼穹じみた快速特急、感情の環状線は帆日部に更なる反抗作戦を生じさせるのに、さほど時間はかからなかった…

呪文

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