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第1話 急に谷間を見せてきた

使用したAI ちちぷい生成機能
「ねえ」
声をかけられ、寝落ちしそうになっていたところを助けられた。
一瞬誰に話しかけられたか分からなかったが、声の主は隣の席の女子だと分かった。ぼんやりした目で隣の女子を見るとニヤニヤした笑みを浮かべていた。
退屈な先生の話を聞いていたら眠くなってきた。物理の先生は普通に授業してればめっちゃ分かりやすいのに、話が脱線して関係ない話で70%くらいを占めていることがある。
俺はこれでも一応優等生で通ってるし、ここは県内でも随一の超進学校だから寝るわけにはいかない。それに授業を聞いてないとどこで重要なことを言うか分からない。
先生の「昭和50年代のアイドルはトイレにも行けなかった」というどうでもいい話を聞かされていた俺はどうやら睡魔に屈したらしい。
「ねえねえ」
さらに隣の女子が声をかけてくる。俺にしか聞こえないくらいの小さな声だった。そこで初めて隣を見ると、机の上に両腕を組んで前かがみになってこっちを見てニヤニヤしている。
「何?」
「よだれ出てる」
「!」
俺は慌てて口元をぬぐった。やばいところを見られたかもしれない。
よだれが出てるのを注意してくれたのか?起こしてくれたのか?俺は思考をめぐらした。
寝落ちしてよだれを垂らしたことはこれが初めてではないが声をかけられたのは初めてだった。
そもそも今のクラスの席になって5か月経つのに俺はこの女子と話したこともなかった。名前を知っているくらいだ。そういえばこの子は誰かと話しているのを見たことがない。
うちは超進学校だからみんな自分のことで忙しい。イジメなんて手間のかかることで他人に構ってる暇がないから、この子がハブられているのも見たことはない。ただし裏でどうなっているかは知らない。勉強についていけない奴が別の誰かをイジメているという噂を聞いたことはあるが、実際に見たことはない。
「ありがとう」
俺は礼を言った
「なんで?」
「起こしてくれて」
あーね、と言って隣の女子はあごを机の上で組んだ両腕の間にうずめた。そしてすぐに顔だけを上げてこっちを見た。やっぱりニヤニヤしている。そこで俺も相手の顔をはっきり見た。考えてみたら隣の席の女子がどんな顔なのかはっきり認識したのはこの時が初めてだった。眼鏡をかけた落ち着いた感じの女の子。女子の髪型とか全然分からないが、短めで毛先が少しふわふわした感じの、まあとにかくそういう印象だ。
「起こしたかったわけじゃないよ」
「そうなん?」
俺は少し焦っていたので隣を見ずに言った。睡魔との戦いから解放されたのはありがたかったが、最悪の場合、先生に怒られるかもしれない。授業も聞いてないと分からなくなる。そもそも俺はこの女子に何の興味もなかった。好みじゃないとか女子が好きじゃないとかそういうのじゃなく、ただこの子に興味が湧かないだけだ。ちなみに小学校の時に好きな子はいたが高校生になっても彼女なんて出来たことはない。
 俺の一方的な価値観でブサイクとか可愛いとか女子を評価するべきではないと分かっているが、今は話しているこの女子が可愛いのかと聞かれたらはっきり言って分からない。
とにかく俺はこの女子をじっくり見たのは今回が初めてだった。
「…見る?」
「は?」
授業に集中できないまま色々考えていたら彼女の声が思索を破った。寝落ちから復帰したばかりというのもあって頭がぼーっとしていたのと、考え事をしていたせいでよく聞こえなかった。まずい。授業聞けなくなる。この子に振り回されたくない。俺はだいぶイライラしてきた。しかし同時に少し興奮もしていた。
陰キャとかオタクとか言われたことはないが、小学校でも中学校でも女子とは縁がなかった。だから女子と会話をしている自分にドキドキしていた。
あまり関わりたくないという気持ちともっと会話したいという気持ちがちょうど半分ずつのまま、感情に流された俺は隣の席の女子を見た。すると彼女は小さな紙きれを渡してきた。
「読んで」
「うん」
彼女のさっきのニヤニヤが照れたような顔になっていた。
まさか告られるのか?そんな都合のいいことがあるはずがないと思って紙切れを受け取って見ると学校の購買のレシートの裏に、こう書いてあった。

「胸見る?」

告られるどころではない。なんだこりゃ???
驚いて彼女のほうを見ると完全に照れたような変な笑顔でこっちを見ている。訳が分からない。どういう状況だこれ。胸ってあれだよな。おっぱ…。でもいやなんで?え?え?え?
そこで初めて気が付いた。彼女はずっと机に腕を組んで制服の胸元を隠していた。

「見る?」
今度はほとんど聞こえないくらいの小さな声でささやくように聞いた。
「うん」
何言ってんだ俺はバカかと思ったが、思わず答えていた。
3秒ほど彼女はじっと動かなかった。俺の視線も彼女から動かなかった。意を決したような顔と恥ずかしそうな顔とニヤニヤした笑みが混ざったような顔で、彼女は俺だけに見えるように少し身をかがめて上半身を起こした。
そこには実に立派な光景が広がっていた。制服のブレザーの下のシャツのボタンが胸の部分だけ外され、下着が見えていた。素晴らしく大きな胸が濃い青色のブラに収まっていた。素敵な深い深い谷間が惜しげもなく俺の前に広がっていた。制服のリボンと見慣れた女子の制服と学校の授業中というシチュエーションという日常からのギャップが、それをさらに素晴らしいものにしていた。いかがわしい画像や動画は何度も見たことはあるが、そんなもの比較にすらならないほど俺は興奮していた。
「でっか…」
俺の股間が即座に反応したが、俺は不思議とそれ以上の欲求が湧いてこなかった。
時間にして1秒あるかないかぐらいの出来事だったが、俺は完全にその光景に酔っていた。
 彼女は再び机に身をかがめてもぞもぞし始めた。恐らくボタンを戻しているのだろう。俺は大いにがっかりするとともにこの異常な世界から戻ってこれたことに少し安堵も感じていた。先生は相変わらず脱線話を続けており、こちらの様子に気が付いていないようだ。いつもの退屈な物理の授業だ。俺と隣の席の女子以外は。
 夢から醒めたような気持ちで椅子に座っていると俺の股間も落ち着いていることに気が付いた。もはや授業のことなど頭になかった。
ツンツンと右腕に何かが触れた感触があったのでそっちを見ると、隣の席の女子がシャーペンの尻で俺をつついている。
「なに?」
「これ読んで」
今度はノートか何かを破った切れ端にもっとびっくりするようなことが書いてあった。
「放課後、教室に残って さわってほしい」
はいもう理解不能です。イミフです。触って欲しいってなんだよ。俺は最早思考することを諦めてはいた。何も考えられなくなっていた。
そこで俺はここまで俺にずっと残っていた疑問を、小さな声で彼女にぶつけた。
「なんで?」
彼女は答えず、にこっと笑った。

つづく

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イラストの呪文(ネガティブプロンプト)

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