何でもない金曜の夜
舞は歯磨きをしながら、テレビに目を向けた。テレビでは、今日配信された戦争物のドラマが流れていて、優はビールを飲みながらドラマに夢中になっていた。相変わらず露出の多い格好をしている。部屋でのだらしなさに呆れながらも、舞は、優のスタイルの良さに憧れていたりもする。
「優ちゃん、私、もう寝るね。」正直、潜水艦とかミサイルとか興味ないし、内容が難しくって見ていても眠くなるだけだった。
「そっか、次が最終回だし、盛り上がってるから、私は全部見るよ」お酒に酔っているせいか、ドラマの内容の緊張感からか、少し興奮気味だ。
「そうなんだ。じゃあ、優ちゃんは楽しんでね」
「ありがとう。おやすみ、舞ちゃん」
舞は優に笑顔でおやすみと言って、自分の部屋に行った。優はテレビに戻って、ドラマを見続けた。
それは、何でもない金曜の夜だった。
……何にも思い付くものがなく、少し設定を出してみた
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