アジサイの中の君
「みんなの手入れのおかげだよ」
「私たちというより、ほぼ一人でこの広大な庭の植木の手入れをしている庭師のゲンさんのおかげですけどね」
「確かに」
落ち葉を掃いたりとかはともかく、この屋敷のほとんどの植木は庭師のゲンさんが毎日少しづつ手入れしている。その成果がこの花たちの美しさにも反映しているのだ。
「今日はどのあたりの手入れしてるんだろ」
「今日は東の日本庭園の桜の老木の補修をすると言ってました」
「来年の春が楽しみだな」
「そうですね」
そんな会話をしながら、学校に向かう車の車庫まで来た。
「車を玄関まで来させなかったのは、花を見せたかったからなんだな」
「はい。せっかくの花も玄関と学校を車で往復したのでは、目に留まらなくて寂しいですから」
「ありがとう」
メイドの少女は微笑み、後部座席のドアを開けた。
「行ってらっしゃいませ」
「行ってきます」
いつものように車で学校に向かった。
『ゲンさんに会ったことないんだよなぁ・・・』
小さいころから【謎の凄腕庭師】という言葉しかしらない彼は、どんな人なのかといろいろ思い浮かべたのだった。
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今回はちちぷい生成で頑張ってみました。
この構図だとメイド感があんまりないですが・・・
呪文
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