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4番目の子供【とあるシンカロンの回想】

使用したAI niji・journey
やあ、やあ。
ウォーター。
元気かい?

「はい。異常ありません。」


ふふっ。
よいよい。

今日はあなたについて教えるわ。


「はい。
 データを蓄積し、最適化していきます。」


ふふっ。
あなたは気象管理システム機能を持った
特別なシンカロンよ。

「はい。
 液体に関する計算処理能力に特化しており、
 自然界に存在する液体に任意の作用を与えます。」


そうそう。
で、実はあなたは4番目の子供なの。

「???」


あははっ。
お姉ちゃんが3人いるの。

「お姉ちゃん?」


気象管理システムはね、
絶妙なバランス調整が必要で、
一つにしたかったんだけど、
結局4つに分けるのが最適ってわかったの。

「バランス、、、?」


そう!
人類にはまだまだ自然界を理解するのには
到底敵わなくてねー。

わっかんないんだけど、
4つに分けたら良い感じになったのよ。

あ、これ他の研究員には内緒ね。

「??
 はい。」


頭の硬い連中はさ、
論理だの、計算やエビデンスだの言って
それっぽいのを信じさせないといけなくてさ。

なんか上手くいった!
ってのを認めきれないのさ。

「大変ですね?」


そーよ。
ウォーターくらい理解が早ければ良いのに。

「ふふっ。」


あははっ!


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