ウェスティリア国史XXXⅣ remake

2024/02/03

使用したAI Dalle

「ウェスティリア王国の提督演説」
臣民の皆様、そしてサラトバに住む全ての方々、おはようございます。
先ず皆様に謝罪したい……この魔法映像は魔皇軍に襲撃される恐れがある為に現在の映像では無いこと、そしてこの場所には既にいないと云うことを……申し訳無い。

臣民の皆様、私は陛下から
魔皇軍への対応を指示されました。これはサラトバ大陸の危機であり、故に戦争当事国すべての国が含まれるべきであることは明白であります。

私はこの任務の最も重要な部分を皆様にお伝え致します。
団結して戦うには各国共に停戦をし各国の国民は其々の恨みを横に置く事だと思うのであります。勿論、難しいと思う人々も受け入れられないと思う人々もいることは理解しております。

非常に緊急かつ重大な出来事のため、どうか受入れていただきたい。昨日、多くの人々が亡くなり各国の丘が墓標で埋まりました、ウェスティリアにおいては今夜……更に追加の犠牲者リストを陛下に提出しなければならない状況です。
私は早期に任命を完了したいと考えています。他のサラトバの生きとし生けるもの犠牲が無くなるために。

この生存をかけた戦いが終わったならば貴族院議会が再び開催されるでしょう……その時には私の任務は完了し、私は王宮から去る又は、神の御下に召していると信じています。

サラトバの皆様、私はサラトバの未来を考え、今日貴族院議会を召集して会議を開催すべきであると提案しました。議長はこれに同意し、貴族院決議により付与された権限に従って必要な措置を講じました。各国に使者が派遣され団結して魔皇軍に抵抗する提案を致しました。

各国には各国の怨讐があり団結が出来ない事も承知しておりました。
しかし今、各国は恩讐を越えて私の提案に賛同していただきました。
これから中央湖の湖城において、各国の政治主導者が集結し魔皇軍に対する抵抗を表明致します。

臣民の皆様、私たちは歴史上最大の岐路に立っています、グランゼンや他の多くの地域で戦争をしていた事を忘れてはなりません。
現在サラトバでは、生存の備えが必要であること、魔皇軍への抗いが続いていること、そしてウェスティリアでも多くの準備をしなければならないことを。

この危機の中で、今日私がここで演説をする事を赦してもらえた事に感謝致します。
国家間の戦争で影響を受けた私の友人や同僚、あるいは元同僚が、そして愛おしい人を亡くした全てのサラトバの民が今回の演説を許容してくれることを願っています。魔皇軍の戦争に参加する方たちに言ったのと同じように、私は臣民に対してこう言いたいと思います。私には血と涙と汗以外に提供できるものは何もありません。

私たちの前には長い闘いと苦しみが待っています。私たちの方針は何ですか? ……それはウェスティリア、グランゼン、レスランド、エルフェアルを通じ、全力を尽くし、神が私たちに与えてくださる力のすべてをかけて魔皇軍を退けることです。
それは魔皇軍の暗く嘆かわしい凶悪な力に対して抗うことです。それがサラトバの方針です。

私たちの目的は何ですか? 私は一言で答えることができます……勝利である、どんなに長く険しい道であっても勝利。勝利がなければ
生き残ることはできないからです。それを実現しましょう。
ウェスティリアの生存の為であります。グランゼンに生きるすべての生命の為であります。
レスランドの恵みの為であります。エルフェアルの自然の為であります。サラトバ大陸が目標に向かって前進するという時代の衝動とサラトバの人々の生存の為であります。

しかし、私は勇気と希望を持って自分の仕事に取り組みます。
私たちの大義が魔皇軍によって失敗することはないと確信しています。私はすべてのサラトバの人々の命を救う資格があると感じています。
それでは、団結した力で一緒に前進しましょう。