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ベン・ハー ごっこ 第4部

使用したAI Dalle
家に帰ったジュダ。荒廃した屋敷にはジュダのことを今も思っている召使いの女が待っていた。
「母と妹のいるところへ連れて行ってくれ」
女の案内でジュダは「らい病(ハンセン病)の谷」を訪れる。
「お母様たちはあんな姿をジュダ様に見られたくないのです。ここに居てください」
ジュダを岩陰に隠して女は母と妹に近づいていく。母はわずかばかりの生きる糧を女から受け取るとすぐに洞穴の中へ身を隠そうとする、が、一瞬振り向いて
「ジュダは元気?」
と聞いた。自分の惨めな身の上よりも息子のことを心配しているのだ。
「はい、お幸せに暮らしておられます」
それを聞いて安心して洞穴へ戻っていく母、もういたたまれなくなって飛び出していくジュダ。こうして母と妹、ジュダは涙の再会を果たす。①
きっと2人をあの病の巣窟から救出する。そんな思いを抱いて屋敷に戻る道すがら、ジュダは民衆を集めて神の教えを説く聖人の姿を見る②
「あの方だ!砂漠で水をくれたあの方だ!」
吸い寄せられるようにその民衆の中に加わるジュダ。そしてこの方こそが母と妹をお救いくださると確信する。
ジュダはあの方に会わせようと「らい病の谷」から2人を連れ出す。しかし、その時すでにあの方・イエス・キリスト・は捕まり理不尽な裁きを受けて刑場に向かうところだった。③
重い十字架を背負いゴルゴダの丘へと歩むイエス、民衆が泣きながらついていく。
イエス様が倒れた、ジュダが傍にあった泉で水を汲んで飲ませようとしたが、取り囲む兵士に阻止される。ただ見守るしかできないジュダ、そして民衆。ついにイエスは十字架に架けられた。④
街中が悲しみに沈んだその夜、雷が鳴った。それはイエス復活の合図のように思われた。⑤
そして「らい病の谷」の母と妹に奇跡が!病気が治ったのだ。⑥
喜び抱きあう母娘。神への感謝。「ハレルヤ」が流れてEND。⑦

この映画の最大のテーマは、表裏一体の「愛」と「憎しみ」なのかなあとあじろべえは感じます。
私には宗教の問題やユダヤ人の問題、日本におけるハンセン病患者の問題に言及する意図はまったくありません。
最後までお読みくださりありがとうございました

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