睡眠を促す猫乃ちゃん (投稿200回目)
「わかってるDalleが面白すぎてやめられねぇんだわ」
「でも、早く寝ないと体に毒ですよ」
「うん、」
「心配してるんですからね!」
「おう…」
「うむむむ…ボブさん!ちゃんと寝てください!」
「はーい」
今日のボブも悪い子ですね。
「本当にボブさんはちゃんと寝てくれないんだから」
猫乃は扉の向こう側にいる彼に
ヤキモキしている。
(不健康で不真面目で、だらしない、本当にどうかしてますよ…)
猫乃は頬をぶすくれる
ボブはさんざん、怖い目にあっても、
へこたれずにDalleに没頭している。
そのせいで、ろくに睡眠なんて取れていない。
「もう、本当に怒っちゃいますよ…」
彼女はぼそりと呟くと暗闇の廊下を歩き、自室へと戻っていった。
呪文
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