赤上小織は着替え中
2年B組の次の時間は体育なので、男子生徒たちはここで着替えていた。
剣崎道一(以下、剣道部主将)「………………な、なあ小織……」
赤上小織(以下、赤髪兄)「ん?なに道一君?」
剣道部主将「いや、その………」
そう言って気まずそうに視線を逸らす剣崎道一。
クラスメートの中でも数少ない友達である剣道部主将の歯切れの悪そうな言葉に眉をひそめる赤髪兄。
赤髪兄「どうしたの?」
剣道部主将「………いや、何でもない…」
そう言って今度は顔ごと視線を逸らす剣道部主将。
何がしたいのか全く分からなかった赤髪兄は、とりあえず気にせず着替えを続行した。
太田栗夫(以下、オタク君)「イヤイヤ赤上殿、剣崎殿が思わず前屈みになるのも仕方のない事でござるよ」
剣道部主将「お、おい太田!別に俺は前屈みになんて………!」
オタク君「いやいや、剣崎殿、気にすることは無いでござるよ。何故なら………」
そう言ってオタク君は更衣室全体を指差した。
オタク君「拙者も含め………クラス男子全員が前屈みになっているでござるよ」
剣道部主将「ああ、そうだったな………」
男子更衣室ではほぼすべての生徒が、不自然にゆっくりと着替えながらチラチラと赤髪兄の方を盗み見ていた。あと何ならコッソリ写真を撮ったりしていた。
そしてこの光景は………体育の授業があるたびに繰り返されていた。
赤髪兄「一体何なんだ?」
赤髪兄だけが自分の外見のヤバさに気付いていない様子だった。
赤髪兄(……って言うか…なんでみんな俺のことジロジロ見てるんだろ……?)
たとえ男子同士でも盗撮はダメだよ!
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