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12月29日...深夜
執事「...かたじけない...」
??母「......」
執事はとある里に赴いていた...
執事「お辛い思いをさせてしまいましたが、必ず弔います...何卒」
??母「!とんでも...な......ぃ!あ...ありがとぅ...ございます!」
傷だらけの執事...手にしていた『箱』を大事に包み
黙祷し、帰福をする...
ご婦人は、号泣しながらも、ただ執事に感謝を込めて見送る他なかった...


月美「おか......なんしとん!?」
執事「月美、頼みがある...このお骨を納めたい...」
月美「???はぃ???」
執事「極秘で頼む...月美しか頼れない」


城の霊園にて、劉斗の墓を祭る二人...
月美は執事の隣で黙祷をする...執事もまた、黙祷し、劉斗の魂を弔う。
月美「...そんな状況やったんか...」
涙声で呟く月美。
執事「幻刃には申し訳ないが、月美には伝えねばと...そして、彼の墓を祭るにはそうするしかできなかった」
月美「...傷を負いながら...」
執事「責任の取り方が分からずでな...それに、弔われない魂程辛い待遇はない」

小さい里。竜の尊厳を誇大妄想し続けていた故、執事の突然の訪問、そして黒歴史を掘り起こす所業。

劉斗の母親は、過ちを犯した息子の遺品、遺骨を里の皆にばれないよう、極秘で死守していた。
お墓を祭ることすら許されない状況。村八分で辛い思いをしていた。

その中、突然訪れた執事が黒歴史を含む劉斗の遺品を求め、里に訪れたのだから、里は大混乱。
拷問のような熾烈な攻めを、執事は全て受け止めるだけで、反撃はせず受け耐えた。
最終的には、劉斗の母親に出会うことが叶い、骨壺を母親から受け取り、帰福した。
里長は始終、執事の応対に戦慄し尻尾を巻いていたそうだ...

月美「...目の行き届かない場所もまだまだたくさんあるわね...」
執事「全生命が等しく扱われるなんて、ありえないからな...だが」
浄化される劉斗の魂...安堵する執事。
執事「せめて、友の恋人は、なんとかしたくなるもんだ」
月美「無茶し過ぎでしょ...アンタ」
執事「...最初は馬鹿げた風習だと感じ、怒りを覚えたが、そうでもしなければ守れない尊厳があったんだと、行って気づいた」
月美「...アタシも勉強しなきゃだわね...」
執事「すまない、幻刃には...」

月美「伝えられるはずなかろ?でもさ...あの子、気づくよ?絶対」
・・・・・・
12月30日...
年末行事で慌ただしい大宰府...
修行から戻ってきてからも幻刃は即、年末年始の準備の指揮をとりながら
慌ただしくも順当に勤めを果たしていた。
その早朝...夢を見た...そして全てを察してしまったのは
後のお話に...

幻刃特訓編、ピリオドなのです(`・ω・´)!
では、年末モードへレッツら♪します( ・ิω・ิ)
まほ泣かせすぎ(ΦωΦ)ノシΣ)・ิω・ิ)∴:;'. 大掃除もしなきゃ
月美久しぶりすぎ(ΦωΦ)ノシΣ)・ิω・ิ)∴:;'. うちの子交流会で出たやん!

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