貸し切り映画館でプロポーズ・・・するぞ!
「貸し切りなんてすごいね!」
彼女は大き目のシートに座ってこちらに体を向けた。
「今日は何の映画見るの?」
「ないしょ。ポップコーンどうぞ」
ポップコーンを差し出して話を変えようと試みた。
「あ、やっぱり、キャラメル味だよねー」
無事に注意がポップコーンに移った。
『緊張するな・・・』
ポケットに突っ込んだ少し汗ばんだ手で婚約指輪の感触を確認した。
正直のんびり映画見ている余裕はないのだが、そこは余裕があるように見せなければならない。
映画が終わったらプロポーズするためにお膳立てしたのだから。
徐々に暗くなり、映画が始まった。
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投稿に失敗して最初からやり直しになったので、今頃の投稿になってしまいました(^^;
今月下旬から始まる新しいジューンブライドなイベントの前段階ということで。
呪文
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