神々の戦い
天上の荘園を追い出されてから、戦いは始まった。
人は、その容姿で、神々を、神と悪魔に分けた。
私には、神も悪魔も同じだ。
人の力が及ばない者ものだ。
人間が到底抗えない、者もの。
神の創りし全ての命あるものを守護するのなら、人の存在意義は、薄い。
人がこれまで、人類至上主義を貫いてきたから。
悪魔は、所謂悪魔と言われる神々は、そんな人類にも寄り添う者ものだ。
もし、天上の神々が望む荘園を再び創るのなら、そこに人類はいないだろう。
神に似せて創りし人類は、他の生物に何をしたのか。
だが、私はそれを否定しない。
生きようとするのら、他の生命を奪い、地球を汚すしかなかった。
人類は、か弱い。
私は、それを否定しない。
泥水の、沼水に塗れて生きるのが、人の世なら、それが真実なのだろう。
それで、いいじゃないか。
私は、そんな、混沌とした世界が好きだよ。
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