AI短編小説企画に参加しました
ごめんなさい。嘘です。ちょっと見栄を張りました。
人を━━━女性を待っていたという点は本当ですが、俺と彼女の関係は特別なものではありません。それどころか、友人関係でもありません。精々、顔見知りといった程度です。
まあ、だからこそ。
だからこそという思いもあったりするのだが……
今年、首都圏の某大学に進学した俺は見事に大学デビューに失敗。かろうじて男友達を一人ゲットして、完全ぼっちこそ回避したものの、その程度のコミュ力しか持たない俺に『彼女』なんているはずもない。
二次元になら何人でもいるのになぁ……
いやいや、そうじゃない!
そうじゃないだろ、俺!
自分でも未だに信じられないし、何か騙されているんじゃないかと疑ってもいるが、弱気になるな!
そういう自分とは決別すると、『亡き友』━━━夏休み前にちゃっかり彼女を作った裏切り者は俺の心の中では爆ぜている━━━に誓ったじゃないか!
俺はこの機会を生かし、彼女と仲良くなる!そして、本当の『彼女』になってもらって、リア充に仲間入りする!
そうすれば、二次元彼女にお世話になることも━━━
いや、二次元彼女はそのままでもいいんじゃね?
二次元と三次元は別物だし……
散々お世話になってきた彼女達を、『彼女』が出来たからとあっさり捨ててしまうのは駄目なんじゃなかろうか?
勿論、勿論、『彼女』がそれを望まないというのであれば、受け入れる覚悟はあるが……
いくら相手が『彼女』だったとしても、趣味を続けるぐらい許されるのでは?
まあ、今の所、『彼女』どころか『友達』とさえ言えないような状況である。
そんなことを論じるような段階ではないというのは百も承知。
何なら『何言ってんだ、コイツ。キモオタはこれだから……』なんてセルフツッコミも入っていたりする。
だけど、そういう問題じゃないんだよ!
もうね、勝手にわいてくるんだよ!
だって、『彼女いない歴=年齢』のこの俺が、今から一晩、同じ歳の女の子と過ごすんだぜ!
緊張するのも仕方がないだろ!
地元に帰省する夜行バスの中でだけど……
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昔、某所に投稿した異世界転移もののプロローグです。
この後、バスが事故って異世界転移という感じです。
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