ー積雪苦悩星ー 【SkyBlower】
https://suno.com/song/fade1e44-ecb0-45ac-88b0-0e7f6be0f5e6
群青月は悩んでいた
V系とは何なのかわからないのが
わからなかった。
ただロックをするのがV系ではない…
装飾し、見た目すらも己の体すらも
ロックに染める事がV系であった。
だからこそ、衝突が存在した…
V系に悩みし者との衝突だ。
まずはV系を見ろと思った
わからないですなら…見ろと…
見て、学べ学ぶ機会じゃないか…
わからないをわからないと
言う発言は自由だ。
だが、毎度の如く、その言葉に
反応するのを何とか彼は
抑えるためにロックをしていた。
ナキネがいたからだ。
彼が激のような動であるなら、
彼女は浄化なる聖であった。
「だったら、奏でるしかねぇ、俺にはそれしかできねぇ、言葉で魅せるしかねぇ、言葉と姿と化粧と何もかもを魅せるしかねぇ!」
群青月は奏でる
心を押し込めてロックする
例え、相手が不躾で失礼であっても
その不満をロックに込める。
ロックとは反抗だ、反抗してこその
ロックなのだ。
この思いを分かるやつは自分しか
いないと思いながら奏でていく。
道端に捨てられる楽譜になろうとも
彼の心は常に己の創作に力強く向ける
刃となって牙となった。
それが歌舞伎Rockへと進ませた道である。
呪文
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