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ベン・ハー ごっこ 第2部

使用したAI Dalle
刑地というのはガレー船だった。手漕ぎの木造軍艦で囚人たちが船底で漕ぐのだ。普段はまあそれほどでもないのだが、戦闘となるとものすごい速さで漕ぐことを強要される。①
ある日、提督がジュダの乗る船に赴任してきた。彼に力を見せるために囚人たちは、航海速度、戦闘速度、突撃速度・・と、どんどんと早くなる速度で漕がなくてはならない。途中で力尽きて死んでいく者も出てくる中、ジュダは憎しみに満ちた目で提督を睨みながら漕ぎきった。
漕ぎ終えたあとで提督は
「憎しみを持つことは良い。それはお前の力になるから」
などと言い、何故かジュダの鎖を解いておくよう部下に命ずる。
戦闘が始まった。②
ジュダの乗った船は敵艦の体当たりをくらい沈んでいく。③
鎖を解かれていたジュダは仲間たち囚人を救えるだけ救い、自分は提督を探しに甲板に出ていく。激しい戦闘の最中、提督が海に落ちるのを見つけすぐに救出する。船は沈み、その破片を筏代わりに提督とふたり、漂流する。④

提督は戦に負けたものと思い、海に飛び込んで自殺を謀るがジュダがそれを許さない。もしも敵軍に救出された場合、この提督が自分の命綱になると考えたからだ。つかの間囚われの身と支配する身とが逆転する。しかし、2人を発見したのはローマ軍の船だった。
「提督、おめでとうございます。我軍の大勝利です」
思わぬ知らせ。死ななくてよかった、と提督は思ったことだろう。差し出された水を彼は自分が口にする前にジュダに飲ませた。⑤
ジュダをすっかり気に入った提督は彼を養子にまでしてくれた。⑥
しばらくは平穏に暮らしたジュダだが、郷里に残してきた母と妹のことが気になる。メッサーラへの復讐心もあった。提督に暇乞いをし、郷里へ戻っていく。途中、暴れ馬に出会う。ジュダは馬の扱いに長けていたので、その暴れ馬をすぐに落ち着かせると、その4頭の白馬について「並び方があっていない。その子の性格を考えると・・」と指摘する。なるほど!と馬主はジュダを気に入りその4頭をジュダに託す。⑦

呪文

入力なし

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