134話④迷いの森
すると景色が不気味な森に。高さはそれほどない。
「これは!」
「シャルロッテ! 無事か?」
アッシュとクワンダを残し、分断される一行。
エリックも単独で森を彷徨っていると。
「こいつはコルシカの灌木林、マキだ」
「ボス!」
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コルシカ島もまた、シチリア同様に地理的条件から無法者の巣窟になっていたようです。
元はイタリア領でしたが、住民の反乱に手を焼いて「フランスへ売却」するほど。
「マキ」はコルシカの特徴的な森で、無法者の隠れ家であると同時に自然の恵み豊かで
第二次大戦時はレジスタンスの呼び名にもなったとか。
ところで「コルシカのスパイ」と濡れ衣を着せられたエリックはマキについて知らず
レオネの方が地の利を得るため夢の中で利用してきました。スパイは彼なのでしょう。
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