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白薔薇騎士団②

使用したAI NovelAI
団長が連れて行かれた茂みの奥へ馬を走らせる。
団長は落馬して気を失っていた。
こんな時こそ副団長として私がしっかりしなければ!

前方の方からゴブリン達の声が聞こえる!
追いついたっ!

馬から飛び降り部下達と共に茂みをかき分け駆け寄った私たちの前には・・・。
鎧の腰当ての部分だけを剥ぎ取られた団長に何匹ものゴブリンがまとわりつき、前後の穴を犯されていた!
憧れの人が目の前でこんな最弱モンスターに・・
急いで剣を抜く。
が、団長のすぐそばにいたゴブリンの一匹が短剣を握りしめて団長の首元に突き付ける。ニヤニヤしながらコチラの様子をうかがっている。
団長は別のゴブリンに口元を押さえられている為、声も出せない状態だが、その目は私をしっかり見つめている。
声が出せれば、彼女ならきっと「私の事は気にするな!やれ!」って言うだろう。
だけど。
そんな事出来るわけない。
ここで動けば間違いなく彼女はヤられる。
ゴブリンが躊躇うわけもない。

そんな思考を後ろから聞こえる悲鳴で中断された。
すでに周りを大型のゴブリン達に囲まれていたのだ。振り返った時には何人もの仲間が、ゴブリンの群れの中に引きずり込まれ、団長と同じ様に腰当てだけを剥がされゴブリンの慰み者に・・・

私の目の前にも大型のゴブリンが。
押し倒されたすぐ横に団長の姿が。
鎧を剥がされながら、団長に一言。
「申し訳ありません。」
未だに口元を抑えられている彼女は手を伸ばし私の手を掴む。

これから起こる恐怖で自然と涙が溢れたが、彼女手を握りしめて幾分か自分を取り戻せた。
最後まで貴方と共に。


「我が王よ。ゴブリン討伐に向かわせた白薔薇騎士団ですが・・・」
「うむ、帰ってきたら褒美を取らせてやれ。この国自慢の・・」
「いえ、白薔薇騎士団、全滅でございます!」
「な、な、なんだと!そんな馬鹿なことがあるか!たかがゴブリン相手だぞ!確かな情報なのか?!この国の宝だぞ!ワシの自慢の部隊なのだぞ!」
「残念ですが。。ですが、ゴブリンの方はご安心ください。すでに街のギルドに依頼を出し、ゴブリン専門の冒険者に討伐を依頼しております。なんでもゴブリン以外の仕事は受けぬ者だとか。白薔薇騎士団は残念ですが。。ゴブリン相手に我が軍の手を煩わせずとも良いかと。」

呪文

入力なし

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