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精神的に重荷を背負っていた男は、辛くなって何かを書くことにした。
終わりがない創作をどうすればいいのか?明らかに無理をしているのを自覚する。
正直、一つ一つの物事に対する、オーバーワーク気味になって壊れかけている。
作品のために、心を壊してまで書くべきなのだろうか。
まぁ、興味などないのだろうと半ば諦めながら、書いてる節がある。どうせ、面白くないのだろう。どうせ、書いたところで読む気もしないだろうから、垂れ流しだ。
しかし、そんなことをしていいのだろうか。諦めながら、意欲のない創作活動に意味などあるのだろうか?
写真に写るは現像したキレイな夕陽、この景色を見た瞬間、人類、社会を忘れて「美しい」と感動しながら、見たものだ。
「はぁ、まとまった時間がほしいな」

心にゆとりを持つスペースがなかった。
しかし、楽しませなければ、続きを書かなければ、プレッシャーと緊張が手を震えさせる。怖がらせる、他と違うことを、何を書けば、これを見て、喜んでくれただろうか、マンネリ化だろうか?絵物語とはもっと挿し絵を作ってこそのやつなのではないかとか…

彼はいつしか、作品を作ることが苦痛になってきた。最初は楽しかったのに、段々、面白くないのだ。何を作っても、何を命令しても、無味無形、真っ白な人形を大量生産し提供してるだけに感じてしまっているのだ。
タイムリミットが迫る、この物語は、ここで終わらそう、メモやプロットを書く暇などなかった。
書かなくていいやと妥協してしまっている。
そんなことが許されるのか?いや、許されない、そんな自分は糾弾され、磔にされてしまった方が楽なのではないだろうか。
時計の音が怖い、写真に映る夕陽はキレイなのに対し、自分の心はボロボロで時計が何かと急かしてくる。

早く作れ、早く作れと言っている。
僕は人形なのだろうか‥、とにかく、この時計を壊したい。ハンマーを持つが、おく、物に当たっても何の解決にもならないのだから。
なぜ、彼らは魅力的な作品を作れるのだろうか?と常々嫉妬している。妬み僻み嫉みは創作する上で抱いている。
書き物をしてるときに、自分ではなく、相手の作品が大賞に選ばれたら、なんでこの作品がと憤る。本当はわかっていた。
説明不足の言葉足らずなのだ。
本作もわかってもらおうと思って書いてるわけではなく、自分の心のために書いている。でなければ、心は疲れ、疲弊する。
この物語に特に意味はなく、これを読んで、あなたに何の利を得ることもない。
私が私のために書いている文だからだ。
故に誰もが寝静まった深夜に投稿をする。
この、キャプションというものは好きだ。
文字数をカウントするものがないから、延び延びと好きなだけ書ける。
例えるなら、大きなキャンバスが画面いっぱいに広がってる感じである。
そのキャンバスに好きなだけ書いていいと言われたら、ずっと書ける。
限界まで書いてみたい。
このちちぷいのコメントが途方もなく見えなくなるまで、駄文と憂鬱と絶望を与えたい。
いつしか、物語は現実に即して侵食するようになる。例え、書いてることが虚構であっても、書いてる手は本物だ。本物ゆえに、本作は物語が現実を食っている。いや、現実が物語を食っていると言えた。

少し、コーヒーを飲みたくなってきた。
物語の空間では、行動を起こせるのがイラストとの違いである。イラストやフォトはいちばめんいちばめんを入れる必要があるが、文章はコンスタントに行動を入力できる。そこが小説の魅力であり、武器であると考えている。故に、なぜ、小説が存在するのかにはイラスト、絵が視覚的情報を伝う媒体であるのに対し、文章は視覚的情報は文字のみだが、脳内のなかで、世界を作り出す媒体だと考えている。
よって、固定化された絵ではないため、流動しやすい、想像するのが苦手なのであれば、文字のみで退屈と思われるやもしれない。
故に、想像を鍛えるための手段としてAIイラストを作って書いている。
脳から作るのとAIから作るのとでは労力は違うだろう。脳内は不定形であるため、ロボットの形が変化し、あれ?これはなんだったっけ?と描写の確認のために文を必要がある。
しかし、元となる絵があれば、この絵だったなと描写の手助けになる。
だから、私はAIイラストが大好きだ。
加えて、AIは想定した物におまけをつけてくれる。そこから生まれる物語も存在する。
これからも、AIイラストとは付き合ってゆくことになる。
いずれは、AI音楽、AIアニメの可能性の潮流すらも見えてきた。
AIを活用し、創作に一層の幅を見せたいなと思ったのだ。

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