私にそっくりな子
突然のことにパニックになったがそれでも叫び声を上げようとしたが、声を上げる前に口を塞がれ車の中に押し込まれてしまう。
そしてそのままつれされれた赤髪ちゃん。
赤髪ちゃん(ウソ……こ、これって……誘拐…)
怯える赤髪ちゃんを男達はテキパキと縛り、口には手拭いで猿轡をしてくる。
赤髪ちゃん「む~!うぐ~!むぐぐ~!」
男達「まあ大人しくしとけよお嬢様」
男達「身代金が手に入ったら窮屈な思いからは解放されるからよ」
男達「もっとも、顔を見られたからな。その後は東京湾に沈めるか、それとも山の中に生き埋めか、何なら山小屋ごと直火焼きもいいかもな」
赤髪ちゃん(う、うそ………この人達、家から身代金をとるつもりなの⁉家べつにお金持ちじゃないのに……それにこの人達、私のこと………まさか殺す気なの⁉)
あまりのことに愕然とする赤髪ちゃん。殺されるかもしれないという恐怖も相まって涙があふれてくる。
そして、そのまま男達のアジトへ連れてこられた赤髪ちゃん。そこには………。
男達「え?お、おい……何でそっちにもお嬢様が居るんだ⁉」
そこには赤髪ちゃんそっくりの女の子が同じように縛られて猿轡をされていた。
男達「ど、どういうことだ⁉」
男達「どっちかは偽物ってことか⁉」
赤髪ちゃん(あ、これ私……間違って誘拐されてきたやつだ…)
あまりと言えばあまりの展開に愕然とする赤髪ちゃん。
男達は赤髪ちゃんをお嬢様を寝かせてあるベッドへ放り投げると、二人の顔写真を撮りまくった。
男達「ま、まあ……両方の写真を送っとけば片方偽物でも大丈夫だろう」
男達「それもそうだな」
何ともずさんな計画である。
そして男達が身代金の受け渡しをどうするかと準備をし始めた時………。
初老の男「こんにちは誘拐犯の皆様。この度は当家のお嬢様が大変お世話になりましたようで………」
突然現れた燕尾服を着た初老の男がそう言って頭を下げている。
男達「は⁉な、何だこのジジイ!」
初老の男「はじめまして……わたくし、お嬢様の執事をさせていただいている者です」
そう言って頭を上げた執事の目は鋭い殺気に満ちていた。
30分後
執事の鉄拳にぶちのめされた男達は全員床にはいつくばっていた。
執事「さあお嬢様、お屋敷へ帰りましょう」
お嬢様「ありがとう執事!」
何やら執事に飛び付いているお嬢様。その光景を見ながら赤髪ちゃんは(あ、これ……私は自力で帰らなきゃいけないヤツだ……)と思って目の前が暗く成る思いだった。
ちなみに実際はちゃんと執事が家まで送ってくれた。
一杯目のイラスト:手前が赤髪ちゃん、奥がお嬢様
二枚目のイラスト:男達がとりまくった写真の構図
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