小説『ルリラ・パッズール/ニャミッド海を眺めながらのピッツァ』【ニャンノ世界】
『ルリラ・パッズール/ニャミッド海を眺めながらのピッツァ』
ルリラ・パッズールはパズルは
解けなくとも、食べるのは好きだ!
ゆえに凄味を効かせるのをいかし、
なんか、コイツ凄い奴だぞという
オーラを放つことで、気弱な学生を助けピッツァを恵んでもらったりと何だかんだで支えられてる。
「私は、弱いことを知っている…弱いからこそ、時に逃げてはいけない時を知っている…」
ピッツァを食らう…本物のピッツァである
いつか、能力を、真の意味で活かすことができたならば…と願いながらピッツァを食らう、ニャミッド海を眺めながらルリラは思った。
【絵物語】
『ルリラ・パッズール/ニャミッド海を眺めながらのピッツァ 2枚目』
だが、パッズールは、鍛練を怠るのを諦めなかった。心の中で描いた想像を武器に
パズルを構築することに妥協することなどなかった…
ただ、彼女には強い拘りがあった!
ただ、構築するのではなく、
ただ、形を揃えるだけでなく
一つ、一つのピースに意味を持たせたかったのだと!其が彼女のパズルが解けないという真相であった。
つまり、解けないのではなく、
ピース一つ一つに手間を惜しまない結果
ゆえに、ピースがなかなか組み上げられないという…心の問題であった。
このピッツァには、この物語があって
このピッツァの具材の裏には、
トマトには小麦粉には、
並々ならぬ研鑽と研究の賜物だと
感じさせたのだと思うと
涙が出てきた…
ルリラは冷酷無慈悲な芯解使いではなく
ピッツァをピースごとに理解したい…
探求者なのだ…
虹が駆ける…大地のピッツァ
ニャッツァニアより愛を込めて…ピッツァを組み上げるのだ
生産されるパズルよりも
意味を込めたパズルを望む
其がルリラの信念だった!
呪文
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