濡れ透けの若葉しずく
「ごっごめん遅くなって」
「もう、遅かったじゃない、ヒーローショー始まるわよ」
「猫が木から降りれなくて…」
「まぁ…そういうところも、紳士君らしいね」
しずくは僕から、顔をそらす。
頬は真っ赤に染まっていた。
「もしかして、熱?」
「ねっ熱じゃないわよ!」
彼女は眉をしかめて怒る、
「ごっごめん」
「こほん、とにかく弟待たせてんだから、早く行くよ」
「うん、そうだね」
「しぐれ、もう行くよ~」
後ろにいる眼鏡の少年はしぐれ、
彼の弟だ。
「今いくから待って」
彼は飲み物入ったカップを両手で持ち、走る。
「そんなに急いだら危ないよ」
僕が声をかけた直後、
「わっ!」
床に脚を滑らせ、しぐれは転ぶ。
転んだ衝撃で容器のふたが外れ、
しずくにかかる
バシャー
1枚目
水が滴り、全身がびしょびしょに濡れる。
「もう、しぐれ、なにやってんの!」
しずくは弟の頭にげんこつをかます。
「うぅ、ごめん…」
弟のしぐれは涙を流す
「もう、どうしよう、今さらヒーローショー見ずに変えるわけにもいかないし」
幸い、しぐれは水を頼んでいたから、
服に染みがつかなくてよかった。
「服は外で自然に乾くと思う、だって、空快晴だったし」
「それもそうね…」
彼女の顔は少し残念そうな表情をしていた。
「しぐれ君、次は無闇に走らないようにね」
「うん、ごめんなさい紳士お兄ちゃん」
だけど、この濡れた姿は、うん、いいね!
(あとがき)
コーヒーショップ編は若葉しずくで
締めです。
ちょっとしたギャルゲー風の物語にしました。楽しんでもらえたら幸いです。
全年齢に投稿しても大丈夫かなと思いました。
だって、濡れ透けてもいないし、全年齢のギャルゲーということで許してもらえるといいな。
これで、性的な要素がありましたってなったら、あなたの目はHENTAIだねと判断するよ。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 45
- Scale 7
- Seed 371315462
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
- Steps 45
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- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
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