『晴天散歩するです』賽銭子 returns to a world with japanese sake
使用したAI
その他
ノーマンズランドというエリアはワタシから言わせれば観光名所だった。
もちろん、観光している人間などいない。
だが、ワタシみたいな旅人もいれば、何か確固たる意志をもって突入する人、ワケのわからん化け物と大暴れしているナントカ隊とナントカ。
必然、その周りで商売を始める者や物資のやりとりで行ったり来たりする者達。
遠巻きでもわかる大賑わい。
崖の上からクレーターと神の繭を眺めながらため息をついた。
…ダメだ、全然行く気になれねえ。
ワタシの散歩は自由が信条。
人がたくさん居る所をスイマセンスイマセン言いながらすれ違うなんざ気疲れするばっかりだ。
そして何より今、ワタシの身体には問題が発生していた。
「うぐ、ぐぐ…」
苦しい。
ここ何日か見知らぬ世界を歩き、時には逃げ、ゴーヤの種をぶん投げてきた。
それはとても楽しかった。崩壊前世界の散歩を遥かに上回る濃密さだった。
しかし、しかし。
もう限界が、近い。
「くそ、ゴーヤがどうとかもうどうでもいい！なんなんだこの世界は…！」
ワタシはついに咆哮した。
「日本酒が無ぇ世界なんざ、耐えられるかーーーー！」
そう叫んだ瞬間、神の繭と呼ばれたソレが一瞬、まばゆく光を放ったような、気がして…。
ワタシの意識は途切れた。
「んが…？」
目が覚めるとそこは温泉旅館の一室だった。
周りを見回すとテレビを見ていた女性がこちらを振り返った。
「ヴェダ子さん？？」
そうだ、ワタシはヴェダ子さんと温泉旅行に来ていたのだ。
どうやら深酒をして寝落ちしてしまっていたらしい。
「ごめんなさいー、飲み過ぎたわ」
いそいそと布団を這い出る。ヴェダ子さんはにこにこしながらジュースを飲んでいた。
「あ、面白そうなローカル番組」
名古屋で国籍不明の宇宙ステーションの残骸らしきものが発見されたという眉唾もののニュース。
これまたいかにもなローカルタレントが現場生中継で大げさに伝えていた。
「飲み直しになんかつまみ無かったっけかな」
旅行鞄をごそごそと漁ると、一本のゴーヤ。
「あれ？道の駅で買ったんだっけ……？？」
ま、いいか。
ゴーヤを鞄に仕舞いなおし、旅館が用意してくれている茶菓子の饅頭に手を伸ばした。
晴天散歩するです －完－
--------------
最後は神の繭の探索と思ったのですが、既に突入してアノマリィとかいう謎生物と戦闘してる方達もいらっしゃって、
『こんな物騒な場所で散歩できねえ…』
という気分になってしまいましたｗ
また、頑張ってあちこち歩いて回ったものの日本酒飲み放題エリア『ニューダイギンジョウ』とかが存在しなかったので、目の前で世界そのものに対する不満をぶちまけた賽銭子は神の繭から邪魔者認定されて排除され元の世界に戻るというエンドにしました。
まあ、ゴーヤは勝手に生り続けるでしょう。
期間足りなくて物語として綺麗に完結できんかったけど、まあ、これくらいトンチキな方がバカみたいでいいよね！
企画としては"同じ世界観の中にいる"ということで勝手にいろんな方と交流させてもらえて企画者様、交流させていただいた方々ともに感謝しております。
最後は現実世界に残っていたニャースヴェイダーさんのヴェダ子さんと再会！
ってことで『晴天散歩するです』終了です！
ありがとうございました！
ヴェダ子さん（ニャースヴェイダーさん）
https://www.chichi-pui.com/posts/3444742b-feaa-4b0c-ab76-7d03a4b0d171/
もちろん、観光している人間などいない。
だが、ワタシみたいな旅人もいれば、何か確固たる意志をもって突入する人、ワケのわからん化け物と大暴れしているナントカ隊とナントカ。
必然、その周りで商売を始める者や物資のやりとりで行ったり来たりする者達。
遠巻きでもわかる大賑わい。
崖の上からクレーターと神の繭を眺めながらため息をついた。
…ダメだ、全然行く気になれねえ。
ワタシの散歩は自由が信条。
人がたくさん居る所をスイマセンスイマセン言いながらすれ違うなんざ気疲れするばっかりだ。
そして何より今、ワタシの身体には問題が発生していた。
「うぐ、ぐぐ…」
苦しい。
ここ何日か見知らぬ世界を歩き、時には逃げ、ゴーヤの種をぶん投げてきた。
それはとても楽しかった。崩壊前世界の散歩を遥かに上回る濃密さだった。
しかし、しかし。
もう限界が、近い。
「くそ、ゴーヤがどうとかもうどうでもいい！なんなんだこの世界は…！」
ワタシはついに咆哮した。
「日本酒が無ぇ世界なんざ、耐えられるかーーーー！」
そう叫んだ瞬間、神の繭と呼ばれたソレが一瞬、まばゆく光を放ったような、気がして…。
ワタシの意識は途切れた。
「んが…？」
目が覚めるとそこは温泉旅館の一室だった。
周りを見回すとテレビを見ていた女性がこちらを振り返った。
「ヴェダ子さん？？」
そうだ、ワタシはヴェダ子さんと温泉旅行に来ていたのだ。
どうやら深酒をして寝落ちしてしまっていたらしい。
「ごめんなさいー、飲み過ぎたわ」
いそいそと布団を這い出る。ヴェダ子さんはにこにこしながらジュースを飲んでいた。
「あ、面白そうなローカル番組」
名古屋で国籍不明の宇宙ステーションの残骸らしきものが発見されたという眉唾もののニュース。
これまたいかにもなローカルタレントが現場生中継で大げさに伝えていた。
「飲み直しになんかつまみ無かったっけかな」
旅行鞄をごそごそと漁ると、一本のゴーヤ。
「あれ？道の駅で買ったんだっけ……？？」
ま、いいか。
ゴーヤを鞄に仕舞いなおし、旅館が用意してくれている茶菓子の饅頭に手を伸ばした。
晴天散歩するです －完－
--------------
最後は神の繭の探索と思ったのですが、既に突入してアノマリィとかいう謎生物と戦闘してる方達もいらっしゃって、
『こんな物騒な場所で散歩できねえ…』
という気分になってしまいましたｗ
また、頑張ってあちこち歩いて回ったものの日本酒飲み放題エリア『ニューダイギンジョウ』とかが存在しなかったので、目の前で世界そのものに対する不満をぶちまけた賽銭子は神の繭から邪魔者認定されて排除され元の世界に戻るというエンドにしました。
まあ、ゴーヤは勝手に生り続けるでしょう。
期間足りなくて物語として綺麗に完結できんかったけど、まあ、これくらいトンチキな方がバカみたいでいいよね！
企画としては"同じ世界観の中にいる"ということで勝手にいろんな方と交流させてもらえて企画者様、交流させていただいた方々ともに感謝しております。
最後は現実世界に残っていたニャースヴェイダーさんのヴェダ子さんと再会！
ってことで『晴天散歩するです』終了です！
ありがとうございました！
ヴェダ子さん（ニャースヴェイダーさん）
https://www.chichi-pui.com/posts/3444742b-feaa-4b0c-ab76-7d03a4b0d171/
呪文
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イラストの呪文（プロンプト）
jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon
イラストの呪文（ネガティブプロンプト）
jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon
- Steps 29
- Scale 7
- Seed 970701376
- Sampler Euler a
- Strength
- Noise
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