邂逅〜神の繭〜
意を決して扉を開けると、突如不思議な空間が現れ彼女を包み込む。気が付きあたりを見回すと、そこは何もない空間だった。
開けたはずの扉はいつの間にか消えており、先に進むしかなくなっている。空間の奥に進むとやがて光とも言えない不思議な輝きを放つ球体が姿を表し、まるでこちらを見ているかのような雰囲気を醸し出していた。
「神の繭」だ。
終末事変の元凶の一つ、「神の繭」。今旅人の目の前にそれはある。
旅人は旅の途中思っていた。「もし神の繭を見つけたら、私は一体どうするだろう。傍観?破壊?それとも、、、。」
そのどちらも当てはまらなかった。「神の繭」を見つめているうち徐々に意識が遠のき、やがて自らで思考することができなくなってしまう。身体が勝手に動き出し、ゆっくりと一歩ずつ「神の繭」に近づいていく。「神の繭」の下まで辿り着くと、繭がほどけ旅人の身体に絡みつき、優しく包み込むように旅人を繭の中へ招き入れてしまう。
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