ルドナエルー病みの猫耳天使は笑うー【反抗作戦】

2024/12/06

使用したAI Stable Diffusion XL

CosmosOrderの猫耳天使ルドナエルは
金玉会の保存していたGBを見て、

「彼らもトイレの民も越夜も、これさえあれば破壊できるのかにゃ」

と考え、GBを手にし、

「これは、風紀を乱すものですね。なので、金玉会にはこのGBと共に爆発させてもらいましょうか」

GBを改良し、戦線へと投入する計画を
アミガルズや黄昏梟の兵器開発部に依頼し
制作をお願いする。

「さて、一番の怖さというものは、不安と恐れ、それが正常にさせることなのです、じゃあ、それを克服するにはどうすればいいか、考えたことはありますか」

彼女の指揮する隊、『RulesOrder』の兵士に問う。

「狂気あれ！そして、隣人を考えるな！であります！」

「素晴らしいにゃ！そう、恐れるべきは遠慮してしまうこと！恐れて何も戦わないことなのです、汚れや糞は洗い流さないといけないのです！さぁ、倒しましょうEGBで殺しましょう金玉会もトイレの民もすべての敵対者を！ねぇ！」

ルドナエルは笑う、隊員たちにも支給している。

「無駄死には許しませんよ、意味ある死をなしてください…単純に遺体が残る死に方をして、お涙頂戴なんていらないですから」

「ニャー！イエッニャー！」

猫耳天使ルドナエルは戦場に現れる
旅人陣営を
テロリスト組織と認識していた。

「目的もなく、不明瞭のままに生きる多数派組織め！爆ぜてしまぇ！」

旅人陣営に怨嗟の怨念をGBに込めて投げたそれは敵対者たちを肉片へと変える。
その姿に、ルドナエルは笑う。

「あはは、掃除しなくちゃな全てを、ありったけのEGBを持ってこい！」

金玉会やトイレの民は応戦するも、

「何なんだこの狂気は！」

と驚愕し断末魔をあげながら
爆散してゆく…

戦場に消える魂たち、

「爆ぜて散れ…狐耳とGBよ…」

病的なまでに敵を殲滅した
ルドナエルはCosmosOrderのHQにて
煙草を吸う。

「おい、俺は、生きてるか」

近くの兵士に問う

「そうであります」

「じゃあ、いい…」

狂った瞳の中で
拳はワナワナと震えていた。

「この世は汚れている、ましてや、不健全なものばかりが、笑顔で闊歩してやがる…そんな世の中を許せば、全てがぶっ壊されるに決まってるんだ」

煙草を吸っても消えないイラ立ちを
殴り付け、病んだ瞳で考える
ルドナエル

だが、戦場は終わらない…永くずっと、
永遠に…同時に、道理を無視した…輩に
終止符を撃ちたい気持ちを抱きながら、
バトルスーツに着替えていると…

「ルドナエルさん、その服装が…」

「ぐっこれは…！」

バトルスーツが、某ゲームのような格好になっていたことをルドナエルは知らなかった。

「おい、お前、私のもとから立ち去ろうというのですね」

「いえ、それは…」

「もしかして、アナタが作ったの、この服を」

「えぇ、まぁ…はい」

「大丈夫よ、心配しないで…」

不気味な笑みを浮かべながら
あとを見送るルドナエル…

「コロシテヤル、コロシテヤル！コロシテヤル！」

ナイフで何度も突き刺しただろうか
机には無数の傷が付いており。
殺意が凄まじいことを物語っていた。

「ワタシにこんなものを着させてタダじゃおかないわ」

彼女を怒らせた者に安寧な終わりなど
当然なく、

「ねぇ、あなたって服を作ってくれたよね…嬉しかったな、ありがとう、本当に嬉しかったよ、ウレシイ、ウレシイにゃ、だからね、アナタをコロシテヤルの！」

「ぐふっ」

「どうして、アナタはちゃんとしたものが作れないんだ！なんで、ワタシが性的なものが嫌いだと知っていて、あんなものを着させたんだ！」

何度も何度も突き刺す。
謝罪の言葉はもう通用しない…
服飾の定義を何度も伝えた。
何度も教えた。
だが、彼には
彼らにはわかってもらえなかった。
だからこそ、ルドナエルは
病んだのだ。
病的なまでに正義を求めた結果、
潔癖になって、汚れが死んだときは笑った。

「さようなら、ゴミたち」

笑顔で殺すルドナエル、
彼女にとって、
汚れや穢れは唾棄すべきものであり、
抹消せねばならないものだった。

警告を無視しても、
行動を続ける場合、彼女は命をもって
終わらせに向かうほどに、怒りの感情が増していた。

「キラキラはいらないわ眩しいから殺す、太陽みたいにね」

かくして、彼女はその後も数多の敵兵士、敵対者を殺してまわり。

英雄となった。

数多の殺戮者は、
事情を知らぬものからしたら、
都合のいいように判断した結果が
英雄であり、ヒーローなのだ。

今日はアミガルズの兵士たちに
教官となって、指導をすることになった。

寒い寒い冬の日に初々しい顔を見せる
兵士たちに思うのは…

「高潔であってね、穢れのないようにずっと、ずっと正しきを歩んでね」

と病んだ瞳を見せながら天使の翼をパタパタとはためかせるのだった。

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